2月は中学生の後期期末テストがある。
年間4回ある定期テストの最後であり、学年末テストとも呼ばれている。
期末テストは基本、9教科の試験で、このテストの点数で成績がほぼ決まる。それだけ重要なものだ。特に神奈川は、2年生と3年生の成績が入試に利用されるので、2年生のうちから、成績を意識しておかないといけない。
ということで、試験まではまだ日があるが、中1・中2ともに対策を始めている。
さて、この定期テストだが、学校ごとに実施日が違うということはご存知だろうか?
これは、塾の悩みの種でもある。
OKUNO塾は現在、西中原中・東高津中・橘中・宮内中・中原中・西高津中・住吉中の7校の中学から生徒が通っているのだが、それぞれ試験日が違うので、試験対策の期間を設定するのが難しい。
2週間前から試験対策の授業をするとなると、A中学校は2月8日から、B中学校は2月24日から、とばらつきがあるので、1ヶ月近くテスト対策をしていないといけない。
そうすると通常授業が進まなくなってしまうので、基本的には、最も人数の多い中学校に合わせて対策授業をする。
もし、テスト日が市内の中学校全部同じなら、非常に対策がしやすいのだが、そうなっていない。各学校で日程を統一することはさほど難しくないと思うが、中学校の横のつながりはほとんどないので、バラバラの日程である。(もちろんテスト範囲もバラバラ)
最大で2週間以上テスト日がずれるので、当塾のように大勢の中学校の生徒を抱えている塾は大変だろう。
もっと言わせてもらうと、成績の付け方が学校ごとに違いすぎて、ブラックボックス化しているので、中学校は定期テストの日程を統一するだけでなく、試験内容も統一してほしい。
実際かわしん(川崎市立中学校学習診断テスト)をすでに行なっているので、同じ内容の試験はできるのだから、それを定期テストにすれば、現場の先生の負担も減るし、成績は地域格差が少なくなるし、良いことばかりだと思う。