OKUNO塾は川崎市にあるが、
今年から、なんと市をまたいで横浜から通っている生徒がいるので、
最近は横浜市の中学校事情を知ることが多い。
今日、生徒から聞いて初めて知ったのだが、
『横浜市の中学校は学校給食がない』そうだ。
弁当を作って持っていくか、学校で弁当を買う必要があるとのこと。
どうやら神奈川の中学校は
学校給食の普及率が他の都道府県に比べて圧倒的に低い。
全国的には、
ほとんどの都道府県が100%近い普及率で学校給食を実施しているが、
神奈川の普及率は2018年度のデータによると44.5%と
半数以上の中学が給食ではなく弁当スタイルだ。
これはなかなか親御さんも大変だろうと思う。
一応、弁当を買うことはできるそうだが、普及率は10%にも届いていないらしい。
そのため、ほとんどのご家庭でお弁当を作っていることになる。
とはいえ、
学校給食を実現はそう簡単ではない。
給食センターを作り、また各学校に給食室を作らないといけない。
横浜は学校数も多いので、全部の学校で導入するとなると、膨大な工事が必要となる。
ということで、給食の実現はほぼ不可能だろう。
長期的に見れば、子供の人数が減り、空き教室を給食室にするなどして
学校給食が実現するのでは?と考えているけど、
いずれにせよ、今すぐではないだろう。