前回に引き続き、
今回も『内申』をベースに高校選びの話をしたいと思う。
なお、今回は内申オール4についての話だが、
下の記事では内申オール3の基準で受かる高校をご紹介しているので、
こちらもぜひご覧になっていただきたい。
ちなみに、神奈川の高校入試は内申点+当日の試験点数+面接点なので、
内申点だけで合格が決まるわけではない。
今回は、その高校に合格した生徒の平均内申がオール4以下のところのみ紹介する。
なお、神奈川県全域だと膨大なので、川崎市の高校に限定する。
1つ目:住吉高校(偏差値51)
2つ目:高津高校(偏差値49)
3つ目:麻生高校(偏差値47)
4つ目:県立川崎高校(偏差値45)
5つ目:市立幸高校(偏差値44)
6つ目:川崎北高校(偏差値43)
7つ目:百合丘高校(偏差値44)
8つ目:生田東高校(偏差値41)
以上。
オール4だと、
生田や橘は合格者平均には届かない。
まして、新城や多摩となると、全く届いていない。
こういう現実的な数字を知らないと、
オール4に届いていないのに、
新城や多摩を目指したい!と言ってしまう。
でもそれは流石に厳しい。
もちろん、定員の10%枠の二次選考を狙うのであれば、
内申点は見られないが、当然落ちる可能性が上がるので、
リスクはある。
・よっぽど勉強ができるとか、
・私立でも全然OK!とかでなければ、
二次選考は狙わない方が良い。
家の都合で公立に行かないといけないとか、
私立よりは公立に入りたいなぁという人は、
無茶すべきではない。
だから、現実的な数字をしっかりと知ることがまずは大事だ。
内申点オール4というのは、
ついつい平均以上!と思ってしまうかもしれないが、
高校の偏差値を見ると、ほとんどが40台なので、
平均以上ということはないのだろう。
学校の偏差値が50以上の高校を狙うのであれば、
内申オール4は必ず取ってほしい。
これは、神奈川県の公立中学校に
進学予定の小学生を持つ親御さんにも
ぜひ知っておいてほしい事実である。