OKUNO塾の中学生クラスでは毎日勉強を徹底させている。
土日も祝日も、GWも年末年始も勉強をする。
コツコツと積み重ねて、継続力と学力を磨いていくことが
重要だと考えている。
たとえば、英単語50個分の小テストが1週間後にあるとする。
OKUNO塾では、月曜日:1〜25、火曜日:26〜50、水曜日:1〜25で間違えた単語、木曜日:26〜50で間違えた単語、金曜日:水と木で間違えた単語、土曜日:金に間違えた単語、日曜日:1〜50総チェックという具合に計画を立てることが理想だと思っている。
でも、転塾組の生徒に多いのが、
「木曜日に1〜50までの単語を一気に勉強しました!」
というもの。
当然、1回で覚えられるわけがない。
一気に勉強するので忘れてしまう。
案の定、1週間後の単語テストではボロボロである。
これは生徒が悪いと以前は思っていた。
やる気がないのだと。。。
でも、こういう生徒を大勢見ていくうちに、
やる気の問題ではなく、
勉強の仕方を教わっていないんだと考えるようになった。
そもそも
「宿題は前日に一気に終わらせる」
みたいな癖が身に付いてしまっているのは、
宿題を出す側に問題がある。
コンスタントな宿題確認をしないから、
最終的な成果物だけで評価をしてしまう。
すると、一部の生徒は、一気に問題を解いてOKとなる。
中には答えを写す生徒もいるだろう。
もちろん、ちゃんとやる生徒はそのままで良いと思うが、
勉強の仕方を知らない&やる気もない&学力も低い生徒に
同じような宿題の確認方法ではダメだろう。
やはり一人一人変えていかないと。。
相手は人間なわけで、
全員が同じ性格をしているわけではない。
個人的には、
一気に勉強するのは、あまり身につかないと思っている。
宿題も、授業の前日に一気にこなすのではなく、
何日かに分散して、復習が機能するようにした方が良いだろう。
よく言うのは、歯磨きと同じだということ。
たとえば毎日5分×7日と、1週間に1回35分とでは
どちらが虫歯になりにくいか。
前者だろう。
合計時間はどちらも35分だけど、
毎日少量でもコツコツやるのか、
それとも週1回で、1回あたりに膨大にやるのか、
私は前者の方が効果が出ると思っている。
歯磨きと同じように、
勉強もムラがあってはダメだと考えている。
毎日コツコツ勉強しないと虫歯になる。
その意識を持っているからこそ、
OKUNO塾は毎日宿題チェックをしているのだ。