神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

イライラしてたら先生はキツい。。

塾講師になりたての頃と違って、

最近は生徒たちに怒ることがほぼ全くなくなった。

 

昔は、

テキストを何度言っても忘れる生徒、

借りたものをそのまま持って帰る生徒、

床に飲み物をこぼして、そのまま放置する生徒、

テストの点数を、書き換えて提出する生徒などなど

いろいろなことで怒っていた。

 

でも、最近は

基本的に何かが起きても、

「次起きないようにしよう!」しか考えなくなっている。

 

怒るというのは、

その場の短期的な感情であり、

改善につながらないケースが多い。

 

改善しないと、

結局また怒ることになるので、

2度と同じことが発生しないように

仕組みを作らないといけない。

 

たとえば、

何度言ってもテキストを忘れる生徒に、

『いい加減にしろ!』と言ったところで、また忘れる。泣

 

だから、怒るのではなく

スマホにリマインドアプリを入れて、通知が来るようにしよう!』

『忘れても、思い出せる仕組みを考えよう!』

と伝えるようにしている。

 

こういう接し方を続けていると、

イライラする回数が圧倒的に減った。

なぜなら生徒の行動が改善されるから。

 

改善させるまでが塾の先生の仕事であり、

怒ることが我々の仕事ではない。

 

ちなみにこれは、

三者だからできることだと思っている。

自分の子どもにはこんな冷静な対応は無理だろう。

 

だから、親がなんとかするのではなく、

あえて第三者を入れるというのも、

教育においては大事なことだ。

 

親からだと、ついつい感情的になってしまうことも、

塾の先生や学校の先生、習い事のコーチなど、

三者であれば客観的に改善策を提示してくれるかもしれない。

 

そういう意味では、習い事っていうのは、

親以外の第三者の大人に触れる機会でもあるから、

重要な役割だったりするわけだ。