よく小学生の親御さんと面談で話すこと。
それは、生活の中から学ぶことをいかに増やすか?ということ。
たとえば、スーパーで買い物に行ったときは、
親が何でもかんでも支払いをするのではなく、
子供に100円を渡して、これで好きなものを買っていいよと
お会計を別にさせる。
これで、数字に触れる機会は増やせる。
子供は100円の中でなるべくたくさん買いたいだろうから、
頭の中で計算をしながら、ラムネとチョコと、うまい棒を買ったりする。
この時消費税も考えないといけない。
こうやって、算数の勉強をしていくのだ。
本人には勉強をしている感覚がない。
これが非常に大事なことで、
勉強しているつもりはないけど、
勉強しちゃっていた。という仕組みを
親がいかにたくさん作れるかが、
学校の勉強で困らない学力を身につける鍵となる。
「これ買ってー」と言われて
買ってしまうと、せっかくの学びのチャンスがなくなってしまう。
子供に権限を与え、お金を渡して買わせればいい。
親がなんでもやってしまうと、
生活の中での学びはどんどん減ってしまう。
可愛い子には旅をさせよ。である。