OKUNO塾は
小学4年生からの小学生クラスと、
中学1年生からの中学生クラスがある。
毎年、指導する上で心がけていることは
各クラスのスタートの学年、
つまり小4と中1の生徒には、
勉強の仕方を丁寧に教えるということである。
例えば、英単語の勉強法は
OKUNO塾では必ず次のように教えている。
①英語の音声を聞く
②英語と日本語を発音する
③英語を書く
この3つのプロセスができることで、
より効果的に覚えることができる。
でも、
こういう勉強の仕方を教えないと、
全く音声を聞かずに英単語だけを書く生徒が出てくる。
すると、「この単語なんて読むの?」
と聞いても答えられない。
当然、読めない単語を覚えることはできないので、
単語テストをしても書けない。
英単語を勉強しているのに、
読み書きもできない生徒になってしまう。
勉強というのは、
些細なことが違うだけで大きく結果が異なってくる。
できる生徒には当たり前のことも、
勉強が苦手な生徒からしたら、当たり前ではない。
その積み重ねが結果の差につながっていく。
テスト勉強のやり方って、できる人同士なら、この定番問題集3周やるだけやん、うんうん、そうだよね、みたいなことなんだが、世の中の大半の人を観察するに、それを真似していてもなんかディテールで違って、非合理的な所作が多いんだわ。だから、同じ時間かけても差がでるんだわ。ビジネスしかり。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2019年12月7日
だから、OKUNO塾では、
勉強の仕方をスタート学年で丁寧に教える。
でもね、言ったことをやるというのが
また難しいことなのである。
多くの生徒を見ていると、
1回で教えた通りに問題を解く生徒はごくわずか。
だから、何度も何度も伝える。
言い続けるというのは非常に重要である。
大体、勉強が相当苦手な子でも、
3ヶ月くらい同じことを言い続ければ、
かなり改善していくし、
正しいアプローチ方法が身についていく。
だから、大切なことは
その前に先生側が根を上げないこと。
「この生徒にはいくら言っても意味ないなぁ。」
とすぐに判断するのではなく、
3ヶ月くらいは根気よく言い続ける。
当然ストレスも溜まるし、もうどうでもいいや。
と思いたくなる気持ちは出てくるけど、
それをグッと堪えないと塾の先生は成り立たない。
ストレスを極力溜めたくないなら、
最初から入塾テストを行って、
学力が高く、やる気もある生徒だけ入塾させれば良い。