高校受験は、
中学受験や大学受験と異なり内申点が重視される。
内申点は、当然テストができるかどうかが重要なのだが、
先生にどのくらい気に入られているかも重要である。
どちらかといえば、就職活動に似ているかもしれない。
結局評価をしてもらう人に気に入られなければ、
内申点は上がらない。
これまでにも
「テストの点が低い生徒の方が内申点が高い」
というケースを何度も見てきた。
学力に関係ないじゃん!と思うが、
でも社会人になったら、学力よりも
いかに人に好かれるか?といった人間付き合いの方が
大事な気がする。
だから、内申点というシステムは
どれだけ組織の中でうまく立ち回れるか?
を見る上では有用だと思っている。
で、学校の先生に好かれるためには、
やはりコミュニケーション量が大事だ。
とにかくたくさん話すこと。
勉強の質問をしたり、世間話をしたり、なんでも良い。
自分から話すのが苦手なら、
学級委員長になったり、合唱コンクールの指揮者になったりして、
必然的に先生と話す機会を増やしてほしい。
特に人数の多い中学校では、
先生に顔と名前が覚えられていない可能性もあるから、
たくさん話してアピールすべきだ。
こういうのは、圧倒的に女子の方が上手。
せんせぇー!と話しかけてくる生徒は、
顔も名前も覚えられやすいし、良い評価をもらいやすい。
私は、演技でもいいので、
先生とのコミュニケーション量を増やしてほしいと思っている。
それだけでも内申点への影響は
結構変わってくるものだ。