OKUNO塾では、忘れ物をしても困ることがないように、
あらゆる備品を完備している。
シャーペンや消しゴムだけでなく、
色ペンも付箋も修正液もルーズリーフも置いてある。
でも、これらはあくまで忘れた時のため。
忘れて、わざわざ家に取りに帰ったり、
友達のものを借りたりするのを避けるために
置いてあるのだ。
でも、難しいなぁと思うのが、
最初は忘れた時だけ使っていた生徒も、
だんだん全く持ってこなくなるということ。
そもそも、塾にあるんだし、
それを使えばいいじゃん。という風潮ができてきている。
特にルーズリーフはほとんどの生徒が自前で用意していない。
じゃあ備品を無くせばいいかと言われると、
それはそれで問題が出てくるだろうし、
いちいち貸し出しを許可制にしていたら、
授業などで対応できない時に困ってしまう。
皆がそれなりにマナーや節度を守って利用してくれれば
それでいいんだけど、なかなかこのバランスが難しいね。
ちなみに、貸し出していたものがなくなることもよく起きる。
消しゴムは今年だけで10個以上置いておいたが、今は0個。
生徒が間違えて持っていったのだろう。
気づいたら返してくれればいいんだけど、
それをしないので、どんどんなくなっていく。
同じように貸し出し用の傘とかも、年々減っていく。
なかなか組織作りって難しいね。