OKUNO塾を辞めた生徒について
たまーに現状を同級生たちが教えてくれる。
こちらも、辞めた生徒とはいえ心配なので、
心の中では気になってしまう。
辞めた理由は皆1つで、
毎日の勉強がしんどいから。
HPにも毎日宿題チェックがあることは書いているけど、
昔はちゃんと理解せず入塾してしまう生徒がいた。
(今は入塾面談で勉強量が多いことを丁寧に説明しているので、勉強量の多さが嫌な生徒は入塾面談で、「うちの子には無理だな。」となる。最近はミスマッチがだいぶ減った。)
入塾して、10くらいはなんとか頑張っても、
やはりゲームをやりたい、Youtubeを見ていたい
という誘惑にはなかなか勝てない。
今の中学生たちは、大変だよね。娯楽が多すぎるから。
勉強をしなきゃいけないことは
薄々わかっていても楽な方を選んでしまう。
そして塾を辞めるということになる。
ちなみに辞める生徒は大半が3ヶ月以内である。
1年以上続けてから辞めた生徒は1人もいない。
で、辞めた生徒たちはどうなるのか?
大半が成績低下、しかも著しいペースで低下していく。
同級生やクラスメイトに話を聞くと、
「定期テストの点数も内申点も下がったらしいですよ。。」とか、「定期テスト期間も遊んでますよ。。」とか。
こういった話を聞くと、悲しい。
無理をしてでも、塾を辞めることを止めた方がよかったのか?
いろんなことを考えてしまう。
確かに、短期的には「めんどくさいから勉強したくない」とか
「Youtube見たい」といった欲求を満たせるから満足してしまうかもだけど、
長期的に見たら、後で振り返ったときに「あのとき頑張っておけばなぁ」となるかもしれない。
たとえ学力が伸びていなくても、
毎日の学習習慣を無くしてしまうことは非常にリスクが大きい。
でも、その長期的な視点が中学生に持たせられるか?と言われれば
全ての生徒に持たせることは難しい。
退塾の人数は小学生〜中学生で、年間2名くらいで、
他の塾の先生からは、「信じられないくらい少ないね。普通は年間10人くらい、大手だと50名くらい辞めるよ」と言われるけど、
個人的には0にしたい。
だから、入塾のタイミングでしっかりと吟味しないといけない。
生徒が塾を選ぶように、塾も生徒を選ばないといけない。
この子は、コツコツ頑張ることができないタイプだなと思えば、
他の塾を進めた方が良い。
塾には相性というものがある。
特にOKUNO塾のように毎日宿題チェックのある塾なんて
相性が合う生徒は少数だろう。
だから、入る前にちゃんと相性を見ないとね。。
ミスマッチは誰もハッピーにならないから
絶対避けたい。