OKUNO塾では英語を書くときに必ず発音をさせる。
studentと書きながら生徒はスチューデントと発音をしていく。
これ、小学生でも中学生でも必ずやった方が良い。
なぜなら発音と文字をセットで覚えるという癖がつくから。
あと、指導者としての立場から言うと、
発音できない単語をこちらで把握できるというメリットもある。
だから、生徒の口が止まったら、すぐに発音を教えられる。
黙ってやってしまうと、
そもそも発音を意識せずに勉強してしまうし、
指導者も、生徒が発音できるかどうかが把握できない。
英語を指導していて、
最も伸びにくい生徒が発音と文字が結びついていないこと
以前、小学生の生徒の指導をしていたときのこと。
horse、cat、dogを教えた後にこの3単語のテストをやった。
「じゃあ英語で馬は何て言う?」と生徒に聞くと
「ホース!」と答えられた。
「じゃあ英語で書いてみようか。」と言うと、
「えーと、、dogかなぁ。」
こんなことが起きた。
つまり「ho」と「ホ」が結びついていない。
体感だと10人に1人くらいの割合でこういった勉強をする生徒がいる。
そして、このような勉強をしてしまう生徒は
全然英語が上達していかない。
まずは、時間をかけて発音と文字を結びつける練習をしないといけない。
だからOKUNO塾では1番最初の英語の授業は
ローマ字の練習から始める。
小学5年生から始まるこの英語授業は、
たとえば、suzumeをすずめ。kesigomuを消しゴムと読む練習から始まる。
音と文字を結びつける時間。
これは非常に重要だ。中学生から入ってくる生徒は
小学生時代、別の塾に通っていたり、
家庭学習だけで過ごしていたりする。
それでちゃんとできていればいいのだけど、
そうでない場合は、しっかりと初歩に戻って教えないといけない。
中2だから、いきなり中2の英語を!というわけにはいかない場合もある。
集団授業ではあるものの、
こういったところは生徒ごとに個別に対応していく。
計画表なども、生徒ごとに全員違う。
やはり個別の良いところと集団の良いところを
両方兼ね備えた塾でありたいね。