今、めちゃくちゃ売れている算数の本
二桁の掛け算を暗算でできるようにしよう!
という内容のもの。
こういうテクニックは
小学生の低学年のうちに身につけておいてほしい。
ちなみに2桁の掛け算は次のようにして暗算で解く。
18×17であれば、
250+56=306と求める。
どうやったかというと、
250ってのは
左の数(18)と
右の数の一の位(7)を
足して(25)
十の位の数(1)の10倍する(250)
56は
左の数の一の位(8)と
右の数の一の位(7)を
かける。
この2つの数字を最後に足して終わり。
16×19なら250+54=304だし、
12×14なら160+8=168となる。
ちなみに、このテクニックは
十の位が同じでないと使えない。
ただ、それさえ理解していれば、
27×24=620+28=648
(31×20+7×4)
33×32=1050+6=1056
(35×30+3×2)
74×77=5670+28=5698
(81×70+7×4)
と筆算を使わずに出せる。
一度覚えてしまえば、
大人になってもずっと覚えていられるので便利。
このようなテクニックを身につけた生徒が
将来大人になり、子どもができたら、
自分の子どもにこの解き方を教えられる。
教育は循環するというか、
自分が受けてきたものを子どもに提供していくので、
基本的には、
勉強ができる親の子どもは勉強ができるようになりやすい。
そういった意味では、
このようなテクニック系の教材って
小学生よりも、子どもが小さい時に親が読むものとして
最適なのかもしれない。
もしかしたら、この本が売れている理由も
親御さんが自身の勉強用に買っているから
なのかも。
基礎的な内容はどんどん親から子へ伝えてほしい。
とはいえ、今は共働きの時代。
昔より両親が家にいる時間は減っているだろう。
だから、勉強を教えたくても物理的に時間が取れない。
なんてこともしばしば。
どうするか?
家で教える時間が取れないなら、
塾で教えていくしかない。
OKUNO塾では、
こういった計算テクニックも
小学生クラスでどんどん教えていく。
塾に来ている子はどんどん計算が早くなり、
そうでない子はいつまでも筆算を書いて早くならない。
こうやって日々学力差が広がっていくのだろう。。。