神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

怒られる経験が少ないのでは?

他塾の先生からこんな話を聞いた。

 

「宿題をやっていない生徒に「宿題をやってきなさい。」と注意しただけで泣いてしまう生徒が最近多くないですかね?」と。

「しかもそんな些細なことで親が介入してきて、うちの子が泣いたらしいです。もう塾やめます!と言ってきたんですよ。」と。

 

 

いやはや。。。

 

 

 

話を聞いていて大変だなぁ。と思った。

 

 

その生徒が社会人になって

上司に「遅刻はしちゃだめだぞ!」と注意されたら

そのときも親が会社に電話するのかな?

「会社辞めさせます!」って。。。

 

 

 

それで働けるのだろうか。。。

 

 

ニュースとかを見ていると

最近はちょっと上司が注意しただけで、

新入社員が辞めてしまうことがあるらしい。

 

 

部下ではなく、上司側が言葉の使い方に

気を遣わないといけない

という風潮になっているとのこと。

 

 

先日、自衛隊で非常にショッキングなニュースがあったが、

上官に怒られた直後の事件だったらしい。

 

 

こういう話を聞くたびに、

 

私は怒られる経験が足りていないのでは?

そして、怒られた経験が少ないがゆえに、

怒られた後にどう対応すれば良いか?

を知らないまま大人になってしまっているのではないか

と感じてしまう。

 

 

怒ってくれる存在って今では貴重になっているのかも。

だって興味がない、どうでもいいって思っているなら

わざわざ怒らないからね。

なるべく他人と関わらないようにしよう。

って感じている人が増えているのかもしれない。

 

 

あと、子どもが怒られることに対して、

周りの大人が間違った方法で介入しているとも思う。

 

たとえば、遅刻をして怒られたとき、

怒ってくる人を責めるのではなく、

どうやって次は遅れなくなるのか考えようよ。

というのが正しい接し方だと思うが、

怒ってくる人に文句を言う。

という方法をとってしまう。

 

 

学校の先生も怒らなくなり、

親も怒らなくなり、

果たして、それでいいのだろうか。

 

 

いろいろとモヤモヤするなぁ。