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ディスグラフィフィア

ディスグラフィアとは

一般的に読み書きの「書き」を苦手とする場合に

使われる言葉である。

 

実際にどんな字のことか

見た方がわかりやすいと思うので、

ディスグラフィアを紹介している

サイトから引用したいと思う。

 

https://sawaruglyph.com/dysgraphia/

 

 

https://kanjiganigate-kousuke.com/syou4/shindankekka


字が汚いというのは

明確な定義があるわけではないのでわかりにくいけど、

私自身の思いとしては、

「書いた本人ですら自分の字が読めない」場合は

字が汚いと言えるだろう。

 

 

こういった特性を持っている子に

どうやって勉強をさせるのか?

これは非常に難しい。

 

 

なぜなら、

書いている本人ですら、

書いた内容がわからないのだから。

それだけ、頭に入っていないということだ。

 

 

勉強というのは、

その子が持っている特性によって

明確に向き不向きがある。

 

 

特に「書き」を求めることが多い試験は

書くことが苦手な子だと、本当に相性が悪い。

 

 

さらに、そういった特性を無視して、

気合いでなんとかしよう!とか

字が汚いのは不真面目だからだ!などと

決めつけてしまうと、

もう取り返しがつかないほど勉強嫌いになってしまう。

 

 

だからしっかりと特性を理解しないといけない。

これは、塾の先生や学校の先生にも言えること。

 

 

勉強を教える以上、

その生徒の特性を理解しないと、

うまくいかない。

 

 

たとえば、足が不自由な人に、

「なぜ健常者と同じように走れないんだ!」

と言う人はいないだろう。

勉強も同じで、

その子の特性をしっかりと見極めて

その中でベストを尽くすってことが大事。

 

 

目に見えない部分も多いので、

判断に迷うこともあるし、

間違った判断をしてしまうこともある。

だから、難しい。

 

 

でも、しっかりと見ること、

そして長い時間指導していくと、

少しずつ、生徒の特性が見えてくる。

 

 

もちろん、

十年以上も毎日接している親御さんには敵わないので、

面談でいろいろなことを聞くようにしている。

 

 

様々な特性について、

教える側も理解していかないとなぁ。

教育に関する勉強は本当に奥が深い。