小学生の算数を見ていて、
だいぶ生徒たちのスピードが速くなってきていると感じる。
中には、私よりも計算が早いのではないか?
と思う生徒が何名かいる。
これだけ計算速度の速い生徒たちも
当然、塾に入った時はそんなにできなかった。
でも、毎日コツコツと勉強を進めることで
驚くべきほど計算スピードが上がっていく。
やはり小学生の吸収力は凄まじい。
大人が学ぶのと、小学生が学ぶのとでは、
圧倒的に伸び率が違うのは体感的にもわかっていたけど、
小学生と中学生でも全然違い、
小学生は吸収力のピークなのではないか?
と思うほど、どんどん伸びていく。
やはり、日々コツコツと勉強することは
かなりの力になっていく。
特に、
毎日コツコツ勉強することで伸びやすい
漢字や英単語や計算は、グングン伸びていく。
ただ、闇雲に勉強をさせてはダメで、
最初は解き方を徹底的に教える必要がある。
計算の工夫などは、
自己流が癖になる前に教えないと、
変な癖が身についてしまう。
たとえば、320×4500みたいな計算を
筆算でご丁寧に0を書いて求める生徒がいるけど、
これは32×45をして、最後に000をつければいい。
こういった計算の工夫は教えないとできるようにならないし、
また、身につくまでに時間がかかる。
1度教えて、それをすぐ使いこなせればいいが、
なかなかそうもいかないので、
やはり最初が肝心。
身につくまではじっと解き方を見てあげて、
できていなかったら、何度も身につくまで教える。
ここをしっかりと見てあげることが本当に大事で、
ここを見逃してしまうと、
その後、何年も計算の遅い子になってしまう。
やはり、小学生のうちは解き方を教えないとね。
そして、それが身につくまでちゃんと見てあげないとね。