小学生の土曜日クラスでは、
生徒によって勉強している内容が異なる。
苦手な単元の復習のため、
1つ前の学年の勉強をしている生徒もいれば、
中学生の勉強を先取りしている生徒もいる。
土曜日クラスは集団授業ではないので、
一人一人のペースに合わせて勉強をしてもらっている。
最近は、英検の勉強を取り入れたり、
理社の勉強をしたりと、
勉強内容は実にさまざまである。
また、勉強の仕方もそれぞれで、
たとえば地図が苦手な生徒には、
日本地図パズルのアプリを使って覚えてもらっている。
そして、地図パズルを行っている生徒のタイムが、
日に日に早くなっている。
地図パズルはこういったもの↓
画面下の都道府県の形を適切な位置に持っていく。
県の境界線のヒントもないし、
県名のヒントも何もない。
形から何県かを考え、
そしてその位置がどこなのかを考える
非常に難しい問題である。
最初、この生徒はこの問題を解くのに
15分以上かかっていたけど、
今ではなんとこの通り↓
1分を切っている。
確実に私よりも早いスピードだ。
何度も言っているかもしれないけど、
小学生くらいの伸び幅は凄まじい。
吸収力が段違いというか、
苦手なことでも、繰り返し勉強をしていけば
信じられないスピードで伸びていく。
だから大事なことは、
コツコツと何度も継続すること。
まぁこれが非常に難しいのだけどね。
でも、継続をさせるためには
それを管理する親や先生は、
子どもたち以上に、頑張らなければならない。
相手は、すぐにサボろうとするわけだから、
やはり仕組みづくりが大事だし、
継続するための工夫を日々作っていかないといけない。
「自分でやってね!」で勉強をコツコツ継続できることはない。
ただ、そういった仕組みや工夫ができて、
尚且つちゃんとコツコツ継続ができのなら、
本当にすごいスピードで伸びていく。
小学生の脳って本当にすごい。