東京都心だけでなく、
川崎でも中学受験をする
あるいは検討するご家庭が増えてきた。
OKUNO塾は中学受験は対応していないが、
一方で面談などで中学受験について
よく質問されるので、
みなさんそれなりに関心があるのだろう。
ということで、
今回は非常に個人的な思いを書こうと思う。
題して「自分が親なら中学受験をさせるか?」である。
これから書くことは個人的な意見なので、
異論がたくさんあるかもしれないが、
一意見として読んでほしい。
まず前提として、中学受験をするにはお金がかかるので、
世帯年収は1000万円以上であると仮定する。
これ以下なら中学受験はそもそも検討すらしない。
もうこの時点で、かなり中学受験ができる層は限られる。
世帯年収1000万は、統計によると12.6%しかいないので、
そもそも10世帯に1世帯くらいの割合である。
逆に10%以上もいることに驚いた。
そして、次に45分以内に通える距離に
「行かせたい」と思える中学校があるかどうか。
1時間の通学時間だとちょっときついので、
45分以内が限度かな。
そして最後は、小4か小3あたりで
中学受験塾に通わせて半年間の学力推移を見る。
この半年で伸びなかったら、撤退。
中学受験は小6になって急に伸びるなんてことはない。
できる子は、小4くらいから頭角を表すので、
その時点で合格確率50%に届いていなかったら諦める。
つまり、小4ですでに志望校は決める。
大抵の場合、
中学受験に失敗するほとんどの例は
出口戦略が何もないこと。
志望校は小6まで決めていないってのは
自分的にはないかな。
それではどこまで伸ばせばいいかがわからないし、
どんな問題の対策をすべきかもわからない。
さらに、偏差値〇〇に届いていなかったら撤退。
と目標を定めていないこともよくない。
ここら辺の条件が揃って初めて
中学受験をさせるだろう。
あくまで個人的な意見ではあるけど。