神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

次の日には必ず感情のリセットをする

物事を教える立場にいる人は

世の中にものすごく大勢いると思う。

 

 

先生はもちろん、

教育業界でなくても、

部下をかかえる社会人は非常に大勢おり、

毎日のように、物事を教える必要がある。

 

 

塾での指導では、

毎日何十人もの生徒たちの指導をするが、

当然、褒めることもあれば怒ることもある。

 

 

基本的に、勉強を自ら進んでやりたい!

という生徒はごく少数なので、

めんどくさいながらも勉強をしている生徒が

圧倒的に多数である。

 

 

まぁね、小中学生くらいなら

友達と遊びたいし、ゲームもYoutubeもしたいだろうから、

気持ちはわかる。

 

 

勉強はめんどくさいよね。

だから、そのめんどくささが態度に出る生徒がいる。

スマホばかりやっていたり、答えを写したり、

自習中におしゃべりばかりして問題を解こうとしなかったりと。

 

 

注意をしても言うことを素直に聞く生徒ばかりではないので、

こちらのストレスが溜まることも多い。

 

 

ごく稀に雷を落とす(年2回くらい?)こともあるけど、

よく怒られる生徒は、学校でも家でも怒られているからか、

怒られることへの耐性が超強い。

だから、雷を落としたところでほぼ効果なし。

 

 

ということで、基本的には、

冷静に話すようにしている。(内心は怒りモードだけど。。)

 

 

そして、つくづく重要だなぁと思うことは

そのイライラを翌日に持ち越さないこと。

リセットする能力である。

 

 

これは本当に難しい。

 

 

昔、サラリーマンだった頃に、

違う部署の人だったが、

よく部下に怒鳴り散らかしていた。

 

 

その人は、一旦説教モードに入ると

部下がいなくなっても

「マジであいつ仕事できないわー」

などとよく言っていて、

周りの人が気を遣わないといけない感じだった。

 

 

ちなみに部下も怒られる理由はそれなりにあって、

会議に遅刻した際に、電車が遅延してもいないにもかかわらず

「電車が遅延していて遅れました」などと嘘をつくタイプだった。

 

 

遅延情報は調べればすぐ分かるので、

結局上司に嘘がバレて、またさらに怒られる。

というスパイラル。

 

 

上司が怒ることも分かる。

 

でも、説教した日はおろか、次の日もずっと怒っている。

しかも、関係ない人にまで当たるので、

説教モードのときは、なるべく関わらないように心がけていた。

 

 

結局、感情がリセットできないと

関係ない人にまでイライラをぶつけかねないので、

やはり翌日にはスッキリリセットした方が良いだろう。

 

 

私は幸い、寝たら忘れるタイプなので、

イライラを翌日に持ち越すことはない。

 

というか、

指導歴を重ねるとともに

そもそもイライラが少なくなっている。

 

 

まぁ、ズルするよね。勉強はめんどくさいよね?

と生徒の気持ちも理解できるようになってきたのは、

大勢の生徒を見て気づけるようになったのかもしれない。

 

 

理想は、真面目に勉強することだけど、

そんなに上手くいかないのが現実だし、

我々はロボットではないので、

やる気がある時とない時の波があるものだ。

 

 

多分、このままいけば

歳を重ねるほど怒らなくなるのだろう。

というか、

怒るパワーが加齢と共になくなっているのかもしれない。。

 

そう考えるとなんか悲しいな。。笑