塾の先生には2つのタイプがある。
ずっと勉強し続けている先生もいれば、
教えることばかりで、自分で勉強をしない先生もいる。
正直、毎年同じようなことを教えるので、
勉強をしなくても、なんとなく授業は成立する。
毎年、同じ教材を使って、
毎年同じことを喋っての繰り返し。。。
中には、最新の過去問すら解かない先生もいる。
以前、とある先生の話を聞いていた時、
神奈川県の高校入試の英語は、
スペルの問題があるから、
ちゃんと書けるようにならないといけないよ!
みたいなことを言っていた。
でもそれ、2021年度の入試までで、
2022年度からはスペルの問題はなくなっている。
おそらく、キャッチアップしていないのだろうね。
まぁ別に大したことではないのだけど、
その一言で
「この先生はきっと、自分で勉強をしていないのだなぁ。」
私なら思ってしまう。
でも、実は先生たちだって勉強することがたくさんある。
たとえ毎年同じことを教えるにしても、
どう教えるか、どう説明するかは日々
アップグレードしていくべきだと思っている。
たとえば、生徒たちが模試を受ければ、
必ず自分も同じ問題を解く。そして解説を作っていく。
入試問題だって、必ず解く。私立の問題も解く。
そして解説を作っていく。
毎年、必ず解く&解説を作るは行っている。
それに追加して、
Youtubeなどにあがっている勉強の解説動画は
たくさん見るようにしている。
人気の先生や教育系Youtuberの授業動画が
無料で見られる時代。
そこから、たくさんのことを勉強する。
「あぁ、こういう説明の仕方をするのかぁ。」とか
「こんな具体例を提示してわかりやすくするのかぁ。」など。
とにかく新しい発見や気づきはたくさんある。
だから、講師歴が何年、何十年であっても、
自ら問題を解き、解説を作り、また他社の授業を研究する
という姿勢は、絶対に続けないといけないと思う。
生徒たちがよく
「大人になったら勉強しなくていいですよね。」
みたいなことを言うけど、現実はそんなに甘くない。
大人になっても、勉強は必要である。