OKUNO塾では、
受験を終えた中学3年生に
高校数学の授業を行っている。
先週1回目の授業を行ったが、
生徒たちからは「難しすぎる。」
「中学校とはレベルが違いすぎる。」
といった声がたくさん出てきた。
そう。
高校数学は中学数学とは全く別物。
圧倒的に難易度が上がる。
私はこの事実を知らずに
高校に入学したので、大変なことになった。
中学では数学はかなり得意だったが、
高校では全然できなかった。
高校数学が難しい理由はいくつかあるが、
まず1つに、独学に向かないということが挙げられる。
中学校の数学であれば参考書を見て、
自分でどんどん解いていける生徒も多いだろうが、
高校数学ではそれは無理だろう。
たとえばおそらく1番人気の参考書の
青チャートを1人で使って勉強ができるか?
これは無理である。
そもそも解説の意味がわからないだろうし、
なぜこの式がこの式に変わるの?と
繋がりを理解することすらできないと思う。
そして、あまりの難しさに辛くなって、
勉強嫌いになってしまう。
こんな生徒は大勢いる。
だから、中3の生徒たちには
「数学は1人で勉強しようとおもわず、とにかく教えてもらわないとダメ。だからこそ、3月か4月には次の予備校や塾を決めてくれ!」と伝えている。
高校生の勉強は手遅れになったら
もう取り返しはつかないと思う。
だから、手遅れになる前に塾や予備校を決めてほしい。
たまに卒業生が来て、勉強の進捗を聞くけど、
上位の大学を狙っている生徒は、
やはりこの3月か4月には予備校を決めていた。
常に学校よりにも先取りをするというのが
ちょうどいいのだろう。
学校の授業が復習の場になる。というのが理想的だ。
だから、早めに次の塾を見つけてほしい。
OKUNO塾は中学3年生で卒業なので、
他の塾を探すしかない。
大学附属のこうこうならまだしも、
そうでないなら3年後に大学受験があるのだから、
早めに対策をスタートした方が良い。
高校受験が終わったばかりだから、
とりあえず1〜2年は遊んで、
高3になってから予備校に!なんて言っていたら、
おそらくどこにもいけないだろう。
中2や中3で塾に入ってきた生徒たちは、
高校生になってからも2年・3年で
予備校に入ればいいやと思っているかもしれないけど、
そんなに甘くないからね。
とにかく早め。
中学3年生の3月4月には、次の予備校を見つけてほしい。
高校の部活が始まり、忙しくなってからだと、
塾を探すことはできなくなってしまう。
私としては、自習室が使える大手の予備校がいいかなと思う。
となると、河合・東進・駿台・代ゼミ・四谷学院などかな。