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定期テストが悪かった生徒に対して塾が行うべきこと

定期テストが返却されてきている。あと3名で全員分集まるのだが、はたして一体いつになったら全員分集まるのだろうか?早く持ってきてほしいものだ。

 

 

今回のテストは、全体的に点数が良かったと思う。特に中3は8割の生徒が5教科400点超え!いい感じだね。4年前に開校してから、定期テストで400点を超える生徒はどんどん増えていっている。嬉しいことだ。

 

 

でも、全員が全員400点を超えているわけではなく、350点くらいの生徒もいる。たまに300点を切る生徒もいる。だから、そういう生徒たちをどう伸ばしていくか?これは毎回考えないといけない。そして何より考えた計画を生徒自身に実践させないといけない。

 

 

この仕事をしていて、最も難しいのが「生徒に実践させること」である。いくらこちらで計画を立てても、勉強の仕方を教えても、生徒がサボっていたら意味がない。だから、一人一人の性格をしっかりと把握して、この生徒にとって何なら出来るか?を吟味しないといけない。これが本当に難しいんだよね。

 

 

今回も点数が振るわなかった生徒には、学習計画を修正して、定期テストで点数を取れるような勉強を計画に盛り込むようにしている。ここで当塾が行なっていることを紹介すると、まずはしっかりと学校ごとに定期テストを分析することである。どこから出題されているのか?これをしっかりと調べる。ワークなのか、ノートなのか、プリントなのか、教科書なのか、入試試験なのか、きっと出典元があるはずだ。

 

 

傾向がある程度わかれば、次同じような問題が出てきた時に、点数が解けるようにする。ワークから出ているのであれば、ワークを2周3周とこなすようにさせるし、教科書から出ているのであれば、教科書の音読や、教科書ガイドを使って問題を解いたりさせる。

 

 

最近は各都道府県の入試問題から出題されることも多いから、入試問題を解かせることもある。とにかく相手の戦略をしっかりと知ることが何より大事である。これ、意外にやっている塾が少ないんだよね。まぁめんどくさいので、やりたくない気持ちはわかるけど、テストで点数が取れない生徒にはやった方が良いよね。じゃないと、毎回ずるずる点数が落ちていってしまうから。

 

 

おそらく当塾で8割の生徒が400点を超えるようになったのも、点数が取れない生徒のフォローを徹底的にしていったからだと思う。そうしてボトムアップをして、少しずつ全体のレベルを上げていった結果が今だろう。

 

 

時間はかかったけど、これが正攻法だと思っている。何度か高得点が取れるようになってくると、その生徒は自分で考えられるようになる。そうすれば、こちらとしては手取り足取り教える必要はない。こうして、1人また1人と独立させていく。手のかかる生徒が手のかからない生徒になるのは、とても嬉しいことだ。自分でやっていけるのだからね。

 

 

また次の定期テストに向けて、1人ずつでも独立させていきたい。そのためには、ちゃんと相手の傾向を知り、その対策を早いうちから入れていくことだ。漢字が20点も出る学校は、もう今からでも漢字をやらせた方が良い。これで20点が確実に取れる。

 

 

結局、こういう地味なことをいかにやらせるか?だよね。点数が取れれば、生徒も嬉しいし、やる気になるし好循環だ。我々としては生徒に1つの成功体験を味合わせることが大事なので、ちゃんと分析をして、学習計画に盛り込んでいく必要がある。

 

 

テストを受けて、そのまま。なんてことにならないように。あるいはそうなってしまっているのであれば、ぜひOKUNO塾へ。テストで400点に届かないなら、まずは400点以上を目指そう。