小学生にオススメする勉強、今回は読解力編です。
読解力を鍛えるには、どうしたらいいか?もちろん国語の問題を解くことは有効だと思いますが、それでは芸が無いので、問題集以外で読解力を鍛える方法を書きたいと思います。
私が考える読解力とは「書いてあることを正確に掴む力」です。文章問題が苦手な生徒たちは、主観が入ってしまい書いてあることを正確に読めません。これは文章でも表・グラフでも言えます。とにかく書いてあることだけを忠実に読むことが何より大事なのです。
個人的には、プラモデルは読解力養成に有効だと考えています。プラモデルを組み立てるには、説明書を理解して読み解く力が必要になります。説明書に書いてある日本語や図を正確に読まないと、プラモデルは完成しません。この説明書を読むというプロセスが重要ですね。家具の組み立てやプログラミングも同様のプロセスがあるのでオススメです。
電車が好きなら、乗り換えアプリではなく時刻表を渡して乗り換えさせるなどもありですね。いずれにせよ「書いてあることを正確に読まないと望む結果が得られない」という環境をどれだけ作り出せるか、これが親御さんが意識すべきことでしょう。このようなゲーム性があれば、国語の本より楽しく生活の中で読解力が鍛えられるはずです。決して机に向かっているときだけが、勉強ではありあません。