神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

意味を理解する生徒は伸びる

たとえば次のような英語の問題があったとする。

 

次の英文を和訳しなさい。

I don't like Takeshi, because he is good at math.

私はタケシが好きではありません。なぜなら彼は数学が得意だからです。

 

 

意味を理解しない子は、字ずらを追っていだけで、

「私はタケシが好きではありません。なぜなら彼は数学が得意だからです。」

と訳して、さっさと次の問題へ進む。

 

一方、

意味を理解する子は、

答えは答えとして考えつつ、

「普通、数学が得意なだけで嫌いにならないだろ」

とつっこんだり、

意味まで考えながら読んでいる。

 

これは何も英語だけではない。

数学の速さを求める問題で、

「歩いていたのに、途中で乗る自転車はどこから来たんだよ。」

とツッコミを入れるなど、全教科に通じる話である。

 

そしてこういう意味まで理解する生徒は、

基本的に勉強がよくできる。

 

逆に字ズラでしか読まない生徒は、

例えば、車の時速が600km/hでも

自分の計算ミスを疑ったり、つっこんだりしない。

 

こんな数字になるわけないよなぁ。

と思えないのである。

だからミスが多くなる。

 

 

ぜひ問題を解くときは、

意味を理解しながら読んでもらいたい。