神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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東高津中・あざみ野中は本日でテスト終わり!

当塾に通っている生徒の中で、

最も早いテスト日だった東高津とあざみ野は

今日で前期中間テストが終わった。

 

さて、明日からは西高津中と中原中だ。

もはや、中学校が多すぎて集団授業では

対策しきれないので、個別でフォローしている。

 

特に、勉強が苦手な生徒は、

テスト期間は徹底的にフォローしていく。

こういう生徒は、放っておくと

自習室に来ないし、提出物もやらないし、答えも写すし…

と、とにかく手がかかるので徹底的にフォローしないとだめ。

 

自習室に来て勉強しようね!

提出物を優先的にやろうね!

答えを写さないで自分で解こうね!

と声をかけるところからやる必要がある。

 

めちゃくちゃ地味だけど、

一言「こんなことも言わなきゃわからないのか?」

など言おうものなら、一気にやるが0になってしまうので、

精密機械を扱うかのように、

丁寧に指導をしていかないといけない。

 

でも、そういう地道な指導をしていくと、

少しずつ学力は伸びていく。

そして1年ほど経つと、

自分で勉強ができるようになっていく。

本当に少しずつだけどね。。

 

そうやって、OKUNO塾は少しずつ

できる生徒を増やしてきた。

 

勉強ができるようになっていくと

徐々に手離れしていく。

つまり自分で勉強できるようになるのだ。

1年前なら、

自習室に来ようね!答えは写しちゃダメだよ!

みたいなことを言われていた生徒も

手離れしていく。

 

そして、新たに入塾した別の生徒を徹底的にフォローする。

このサイクルを学習塾はエンドレスで行っていく。

サイクルを回すには、既存の生徒を手離れさせる必要がある。

 

私は「学習塾とは野生動物の保護施設である」と考えている。

保護施設は、動物を保護しながらも、

最終的には自分で生きていけるように

育てないといけない。

えさに頼らず、自分で獲物を捕まえ

自分で生きていく動物に育てる。

それが野生動物の保護施設だ。

 

学習塾も同じ、

自分で勉強するように指導しないといけない。

いつまでも先生が面倒を見ていたら学力は上がらないし、

どんどん新しい生徒は入ってくるので、

一人の生徒にいつまでも付き添うことはできない。

だから、自立してもらう必要がある。

 

だから、定期テスト期間、

勉強ができるようになった生徒には、

あえてほとんど何も教えない。

自分でテスト対策をしてもらう。

学習計画は一緒に立てるけど、そのくらい。

干渉しすぎないように意識している。

 

こうすることで、

自分の勉強に責任を持つようになる。

そして、責任を持つと考えるようになる。

 

たとえば、点数が良ければ、

自分の考えた計画が正しかったんだ!

次回も同じように対策しよう!

と考えるし、逆に点数が悪ければ

ワークから出された問題が取れなかったから、

次回はワークを3周解くようにしよう!

などと考えることができる。

 

考えないと得点できるようにはならない。

だから、いかに考えさせるかが大事だ。

でも、勉強が楽しくない生徒が

自分で考えることなんてしない。

「成功体験」がないからだ。

やっても点数が取れないテストなんて、

楽しいわけがないし、どうやったら高得点が取れるかもわからない。

だから、徹底的に点数の取り方を教えるのだ。

 

指導の仕方は、一人一人異なるし、

同じ生徒でも、学力のフェーズにより

徹底的に付き添うか、生徒に任せるかは異なる。

この見極めをちゃんと行えば、

しっかりと学力は伸びていくと思う。

 

まぁとは言え、

見極めはとても難しいから、

この千里眼を鍛えないといけないんだけどね。。

 

さて、明日からもテストは続くので、

引き続き頑張ろう!