OKUNO塾では小4・小5・小6の生徒を見ている。
毎年、国語が苦手な生徒に共通してみられることが、
質問に答えられないということ。
たとえば、
「今日は何ページまで終わったの?」と聞いて、
「あとここまでで終わりです。」などと答える。
こういう回答をされたときに
親や先生が伝えないといけないことがある。
それは
「質問に答えていないよ。ちゃんと質問に答えてね。」
「今日は何ページまで終わったの?」
と質問に答えていないことを認識させることだ。
これは説教をしたいからではない。
『あっ私は今、先生の質問に答えていなかったんだ』と
気づかせてあげる必要があるから伝えるのだ。
こういうことを教えないと、
質問に答えない癖が改善されていかない。
すると、テストでも頓珍漢な答えをしてしまう。
だから、
日頃の生活の中でちゃんと練習させないといけないのだ。
こういう日頃のやり取りこそが、教育であり、
親や先生が行うことだと思う。
地道なことを疎かにしない。これは非常に重要だ。