神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

勉強量が少ない子にとって夏休みは残酷

夏休みも後半戦に入った。

毎年思うことだが、

夏休みという時期は

勉強量が多い子にとってはチャンス

勉強量が少ない子にとってはピンチ

となる。

 

OKUNO塾では毎日勉強をしてもらうので、

ピンチになる生徒はほとんどいない。

でも0人ではない。1〜2名はいる。

 

自習室にも来なくなるし、

毎日の勉強量も学校がある時より少ない。

 

一方で、残りの生徒たちは、相変わらず自習室には来るし、

日々の勉強量は学校がある時よりも多くとっている。

 

もう、すごい差がついているわけだ。

差が広がっていくというのは本当に残酷な話。

1日単位では小さな違いでも、

1ヶ月、半年、1年、3年と見ていくと、

如実に差が出てきしまう。

 

よく、格差は是正されるべきだ!と議論されることはある。

個人的には「機会の格差」は是正されるべきだと思うが、

「結果の格差」はある程度受け入れるべきだと思う。

圧倒的に努力している量が違いすぎる。

 

もちろん、勉強が苦手なら

そのほかの才能を開花できるものを見つけ出せれば良いと思う。

勉強が全てではない。

ただ、塾をやっていてよく思うことは、

勉強が一番手っ取り早く評価される。

 

たとえばスポーツだと、

県内でベスト64くらいには入っていないと評価されないが、

勉強なら県内で5000番くらいに入っていれば、

いわゆる難関校に合格でき、「頭がいいねー」と評価される。

 

最近はスポーツ選手も勉強をするし、

ジャニーズでも早稲田や慶應の人がいる。

その道で食べていけなくなっても、

「過去に勉強ができた」ということは武器になる。

 

仕事ができるとは必ずしも一緒ではないと思うけど、

でも学歴で評価されるのは古今東西変わらないので、

今のうちからできることをやっておいた方が良いとは思う。

 

そんなことを毎年夏休みの時期に感じてしまう。

とは言っても

これは親御さんは理解していることが多い。

大変なのは、どうやって中学生に理解してもらうかだ。

 

でも、なかなか気がつかないんだよね。

歳をとってからあの時勉強しておけばよかったと

振り返るんだよね。。

 

近いうちに授業で、ここら辺の話をしてみようかな。