テスト期間は、基本的に自分で勉強を進めていく。
学校ごとに範囲が違いすぎるので、
全体向けの授業ができない。
ということで、自習時間がほとんどだ。
ちなみに、すでにテスト範囲の勉強は終えているので、
ひたすら復習していく。
これで、半数以上の生徒が400点(8割)を超えるレベルになっている。
でも、今年はさらにレベルアップする。
まず先生が増えたこと。これで細かく指導できるようになった。
そして、選択と集中。これが大事。
まず定期テストで450点(9割)以上取る生徒は、
徹底的に自学をさせる。
先生が面倒を見ることはほとんどない。
もちろんわからない問題があれば、説明はするけど、そのくらい。
このクラスの生徒は、
一人で勉強した方が定期テストレベルであれば効率が良い。
そして何より、自分で勉強の仕方を身につけていってもらいたいので、
あえて先生から独立させている。
次に定期テストで400-450点の生徒は
苦手な科目をフォローする。
得意な科目は90点以上取れることが多いので、
点数の低い科目をみる。
どうやって見るかというと、問題を生徒が解いて、
丸つけを先生が行う。
これにより、どの問題ができていないかがわかる。
そして間違えた問題を解説していく。
なぜこのやり方で行っているかというと、
「何か質問ある?」とか「わからない問題ある?」
と聞くと、多くの生徒は『大丈夫です』と答えるからだ。
本当に大丈夫なら、450点以上取れるだろう。
でも、350-450ということは、大丈夫じゃないものがあるからだ。
それに自分では気づけていなくても、
丸つけを先生が行えば、こちらから気づくことができる。
こうやって、苦手な科目のフォローをしていくのだ。
そして最後に、250-350点の生徒。
この点数帯の生徒は当塾には2名しかいないが、
とにかく圧倒的に勉強量を増やすことと、
答えを写したりするズルを減らすことが重要。
めんどくさいという気持ちはわかるけど、
答えを写したら意味がない。
そこをちゃんと伝えて変えさせる。
あとは、基本問題だけを徹底的に解かせる。
難しい問題を見ると、嫌になってしまうので、
基本問題だけを取れれば良い。
それだけでも350点はいける。
こうやって、生徒の得点に合わせて指導をしていく。
これができるのも、先生が増えたってことが大きいかな。
さぁ前期期末、頑張るぞ!