先日の小学5年生の授業。
毎回、宿題をやっているかチェックする。
OKUNO塾は小学生も毎日コツコツ。
授業がある日もない日も、
とにかく毎日勉強してもらう。
量をこなすことができない塾は
塾として機能していないと思っているからだ。
だって、1週間に1回の勉強よりも
1週間に7回の勉強の方が確実に上がるからね。
でも、毎日何をコツコツ勉強してもらうかは
非常に考えている。
基本的には英単語や計算、漢字などである。
私はこういう勉強をコツコツ系と読んでいる。
コツコツ系の勉強は、とにかく毎日やること。
これがとても大事だ。
なぜ大事なのか、1つの事例を紹介しよう。
以前、テレビ番組を見ていたら、人気のパン屋さんの特集をしていた。
そこでは、どのパンも同じ値段で
たしか1つ132円(税抜120円)だった気がする。
何がすごいかって、定員さんのレジ打ちの速さ。
たとえば、パンを12個買ったとすると、
「即座に1584円です」とお客さんに伝えていた。
もうお客さんもびっくりするくらいの速さで、
計算をして、値段を伝えている。
なぜこんなことができるのか?
理由はとてもシンプルで毎日132円のパンを売っているから。
だから
1個で132円
2個で264円
3個で396円
4個で528円
5個で660円
と記憶してしまうのだそうだ。
毎日の勉強はこれに似ている。
たとえば、0.25と出てきたら1/4と一瞬で変換して欲しいし、
単純な計算も瞬間的にできてほしい。
九九などと同様に、接触回数が多ければ多いほど
覚えていくものだと思っている。
こういう積み重ねがものをいうコツコツ系の勉強は
とにかく毎日やった方が良い。
英単語もそう。
そこに理屈などはない。とにかくたくさんやって覚える。
これがまずは必要だ。
となると、必然的に毎日やってもらうしかない。
当塾では小学生クラスから中学生クラスに上がれる条件の1つとして、
「毎回の宿題をちゃんとやってくる」というものがあるが、
これができない生徒は、中学生クラスでは伸びていかない。
小学生のうちに、なんとか身につけて欲しいことだ。