多くの生徒を見ていると、
賢い子だなぁと感じる瞬間はたくさんある。
今回は、その中でも授業を通して
賢さを感じる場面を紹介したいと思う。
最初に結論を言うと、
賢い子はレスポンスが早い。
どういうことかと言うと、
たとえば「じゃあこの(1)の35×3を解いてみようか。じゃあ〇〇さん、これはいくつになる?」
と生徒を当てたとき、瞬時に答えが返ってくる。
こんな生徒は大抵賢い。
これは計算が早いということだけでない。
常に話を聞いているし、頭を使っているのだ。
自分に当てられるかどうかもわからない段階で
計算を脳内でしているイメージ。
頭を使う癖があるので、年がら年中頭を使っているのだろう。
だから、日々賢くなっていく。
一方で、そうではない生徒は、
「じゃあこの(1)の35×3を解いてみようか。じゃあ〇〇さん、これはいくつになる?」
と同じ質問をしても、
「えっ僕に聞いてますか?」とか、「えーと何番の問題ですか?」
などと言ってくることが多い。
つまり脳がシャットダウンしている。
頭を使うのは自分の番になった時だけ。
年がら年中頭がシャットダウンしているので、
先ほどの生徒とは異なり、1回の授業で頭が使われるのが3分くらい。
この積み重ねで賢い・賢くないの差がどんどん開いていく。
自分の番に関わらず、即レスができると良いよね。
授業の大半を頭を使っている状態で聞いてほしい。
すぐにはできないと思うけど、
努力によって積み重ねられるところだと思う。