神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

管理型の塾の諸刃の剣

OKUNO塾は毎日宿題チェックがある。

いわゆる管理型の塾である。

 

生徒たちは日々コツコツと勉強を行い、

勉強した内容を先生に報告する。

 

三者のチェックがあるからこそ、一人ではなかなか続かない勉強も

継続してできるようになり学力が上がっていく。

 

宿題のチェック方法は、

勉強したノートや書き込んだテキストを写真に撮って

塾のSlack送るというもの。

しかも、それらの勉強写真は他の学年の生徒含め、すべての生徒たちが見られるようになっている。

こうすることで、周りから刺激を受けてほしいと感じている。

 

また、毎日コツコツやろうという気持ちにもさせる。

なぜなら宿題を出さないと、他の生徒に宿題を出していないことが分かってしまうからだ。

普通はそれを嫌がるので、毎日しっかりやるのだ。

 

 

でもこれ、諸刃の剣でもあるんだよね。

 

 

つまり、宿題を頻繁に出さず、しかも、周りの目なんてお構いなしの生徒は、

毎週のように遅刻や宿題の未提出がある。

 

注意はするけど、治らない。

親御さんにも話すけど、改善はされない。

 

こうなってしまうと、

塾のメンバーたちにもどんどん

「宿題出さなくてもいっかー。〇〇君も出してないし。」とか

「〇〇さんは1週間に3回くらい宿題を出さない日があるから、自分も1回くらい出さなくてもいいよね?」みたいな流れができてしまう。

 

これをすごく恐れている。

 

組織全体が、易きに流れるのはすごく危険である。

 

だから、周りのことも考え、宿題を頻繁に出さない生徒には、

何らかの対応をしていかないといけない。

 

その生徒1人の問題ならいいんだけど、

こういう雰囲気って1人から2人、3人って増えていくから、

そうなる前に対応しないといけないよね。