OKUNO塾は毎日宿題チェックがある。
いわゆる管理型の塾である。
生徒たちは日々コツコツと勉強を行い、
勉強した内容を先生に報告する。
第三者のチェックがあるからこそ、一人ではなかなか続かない勉強も
継続してできるようになり学力が上がっていく。
宿題のチェック方法は、
勉強したノートや書き込んだテキストを写真に撮って
塾のSlack送るというもの。
しかも、それらの勉強写真は他の学年の生徒含め、すべての生徒たちが見られるようになっている。
こうすることで、周りから刺激を受けてほしいと感じている。
また、毎日コツコツやろうという気持ちにもさせる。
なぜなら宿題を出さないと、他の生徒に宿題を出していないことが分かってしまうからだ。
普通はそれを嫌がるので、毎日しっかりやるのだ。
でもこれ、諸刃の剣でもあるんだよね。
つまり、宿題を頻繁に出さず、しかも、周りの目なんてお構いなしの生徒は、
毎週のように遅刻や宿題の未提出がある。
注意はするけど、治らない。
親御さんにも話すけど、改善はされない。
こうなってしまうと、
塾のメンバーたちにもどんどん
「宿題出さなくてもいっかー。〇〇君も出してないし。」とか
「〇〇さんは1週間に3回くらい宿題を出さない日があるから、自分も1回くらい出さなくてもいいよね?」みたいな流れができてしまう。
これをすごく恐れている。
組織全体が、易きに流れるのはすごく危険である。
だから、周りのことも考え、宿題を頻繁に出さない生徒には、
何らかの対応をしていかないといけない。
その生徒1人の問題ならいいんだけど、
こういう雰囲気って1人から2人、3人って増えていくから、
そうなる前に対応しないといけないよね。