先日の中学3年生向けの授業で
生徒たちには
「1ヶ月で210時間勉強をするように」と伝えた。
平日で6時間、土日で10時間の量である。
当然、かなりしんどいことはわかっている。
でも、最後の1ヶ月は「量」の勝負だと思っている。
公立組は残りの期間でどれだけ時間をかけられるか？
これが非常に重要になってくるだろう。
志望校に合格したいのなら210時間を超えてほしい。
この時間は何か？というと
私自身が受験期1ヶ月で目標にしていた勉強時間である。
人生のうちで、1ヶ月くらいは
勉強しかしていないという時があっても良いだろう。
と思い、自分で設定した。
これを生徒たちにもぜひやってもらいたい。
当然プライベートの時間だってほとんどないだろう。
友達とカラオケに行く時間だって、ボーリングに行く時間だってないと思う。
1ヶ月で210時間を確保するということは
他の時間を犠牲にしないといけない。
大変である。ストレスも溜まるだろうし、しんどいだろう。
でも、これを乗り越えたら
それが自分の自信につながる。
本番の緊張を少しでも楽しめるようになるには努力しかない。
この時期になると、
よく生徒から「どうやったら緊張しなくなるか？」
と聞かれるが、それは不可能である。緊張はする。
でも、その緊張感をポジティブなものに変えることはできる。
その方法が自分自身が行ってきた努力である。
だから、自分が満足いくような努力をしてほしい。
なお他の人と比べる必要はない。
自分の中で毎日1日を振り返った中で、
その日の努力量に満足いくかどうかを指標にすれば良い。
ぜひ頑張ってほしい。
