OKUNO塾は2020年に開校したので、
今年で3年が経った。
生徒数は毎年増えており、
定員いっぱいになる学年も出てきた。
さて、
この3年間を振り返ると、
今年はこれまでと大きく違うことがある。
それは、
お問い合わせや体験にくる生徒の
学力帯である。
2020年、2021年は偏差値で言うと、
45くらいの生徒がメインだったが、
2022年で50近くまで上がり、
そして今年2023年は55付近である。
この3年で10ポイントほど
学力帯が上がっている。
開校当初は、
学校の勉強についていけず、
内申点に2がつく生徒がかなりいたけど、
今はだいぶ減った。
それだけでなく、
定期テストで400点を超えるような生徒も
入ってくるまでになった。
こうなることは
私自身も全く想定していなかった。
そもそも個人塾というのは
大手塾についていけない生徒が来る場所であり、
勉強が苦手な生徒しかいない。
と思っていたからだ。
これは私の考えだけではなく、
開校前に幾つかの個人塾の先生に話を聞いても
みな同じようなことを言っていた。
「大手塾のようにそもそも学力の高い生徒は入ってこない。」
「大手塾でついていけない、あるいは退塾させられた生徒がやってくるから、学力もモチベーションも低い生徒が多いよ。」
「学力下位の生徒がメインだから、合格実績で勝負してはいけない。」
開校して最初の2年は、
個人塾の先生たちがおっしゃる通り、
他の塾についていけない生徒が集まってきた。
でも、生徒の成績が少しずつ上がり、
志望校合格なども出てくると、
ちらほら、平均よりも上の学力の生徒が
入ってくるようになった。
もちろん、
トップクラスの成績の生徒は滅多に来ないけど、
前の塾で50人中20番目くらいの生徒が来るようになった。
いやぁすごいよね。
今後、ますますレベルが上がっていけば、
さらに上位の生徒が来るようになるかもしれない。
とても楽しみだなぁ。