神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

黙々と勉強をこなしていく小学生たち

夏休み、小学生の夏期講習は

「勉強し放題講習」となっている。

 

学校の宿題も、家の宿題も、塾の宿題も

とにかく全て持ってきてOK。

しかも平日は毎日来てOKとなっている。

 

ほとんどの生徒が

他の習い事の用事がない限りは

毎日来ている。

 

 

普通に考えて、

これって相当素晴らしいことだと思う。

 

まず学校の宿題は大半の生徒が7月中に終わっているし、

それだけでなく、夏期講習用のテキストなども

コツコツと進めている。

 

さらに、みんな集中して机に向かっているのも

すごいことだと思う。

小学生くらいだとついつい

うるさくなりがちなんだけど、それが起こらない。

黙々と勉強をしている。

 

この勉強し放題講習は、

1日あたりの勉強時間が最大でも2時間30分というのが

良いところだと思う。

 

こうすることで、

限られた時間で集中しようとする。

 

中学受験塾などを見ていると、

朝から弁当を持たせて17時くらいまで

講習をやらせるところがあるけど、

 

もう後半なんて

全然頭が働いていない。

そりゃそうだ。

集中力的に小学生に5時間以上は

勉強効率が悪いと思う。

しかもこれをやると、集中力が身につかない。

 

だから、短時間でガッとやる。

 

OKUNO塾の場合は、

2時間30分必ずいないといけないわけではない。

早く終わったら、2時間で帰ってもいい。

なんら1時間30分でもいい。

 

こうやって、集中して取り組むことに

モチベーションが上がる仕組みを作っていくことで

生徒たちは自然と、おしゃべりをせずに頑張っていく。

 

あと、質問し放題にしているので、

わからないところはどんどん質問に来る。

これも良いところ。

 

悩んでもわからないことっていっぱいある。

そういったことはまずは聞いてほしい。

 

 

聞くよりも自分で調べたほうがいいのでは?

 

という意見もあると思う。

それは確かにそうだ。でも、段階がある。

 

まずは、

①わからないことをわかろうとする。

②わからないことを質問する

③わからないことを自分で調べる。

 

このフェーズの①にすら辿り着いていない生徒に

③の自分で調べなさい!と言っても、

逆効果だろう。

 

小学生のうちなんて特に、

自分で調べるといったことはなかなかできない。

それどころか、わからない問題や

間違えた問題があっても放置してしまう。

 

だから、まずはこのフェーズから抜け出すことが大事。

 

自分から質問しようとするためには、

質問されたことに対して、丁寧に答えること。

これしかない。

 

質問をしたのに、そんなこともわからないの?

と言われたり、自分で考えなさい!と言われたら、

質問をする意欲がなくなってしまう。

 

 

だから、どんな些細なことでも

質問をされたら丁寧に返す。

 

そうやって、勉強を自ら行う練習を

していく必要がある。