今日で、お盆休みは終了。
明日からはいつも通り、講習も授業もある。
授業がお休みの時は、先生は何をしているか?
私は、なるべく
授業で活かせそうな場所へ
勉強をしにいく。
昨日つぶやきにも書いた通り、
そのうちの1つが富岡製糸場である。
でも、それだけではない。
ほかにも古墳を見に行ったり、
長瀞の岩畳を見に行ったりした。
そのうちの1つ、
「上毛野はにわの里公園」での写真がこちら。
巨大な前方後円墳の上に
大量の埴輪が置かれている。
よく、歴史の授業で生徒たちが
「土偶」と「埴輪」についてこんがらがってしまう。
でも、こういう写真を見れば、
埴輪は古墳の上、つまり古墳時代なのだとわかるだろう。
(ちなみに土偶は縄文時代)
こういったものも、
教える先生がいかに知識をわかりやすく伝えるかが大事。
埴輪:素焼きの土器で,人,家,動物,刀の形などをしている。
土偶:土製の人形。女の人の形をしているものが多い。
こんな感じで、
説明文だけを読んでも、ほとんど知識に定着しないだろう。
でも、先ほどの写真を見たら違う。(もう一度)
言葉の説明などなくても、使われ方がわかる。
そして、古墳の上にあるから古墳時代。
ということもすぐにわかる。
授業で扱う場所に、
先生が足を運んだことがあるかどうかは、
授業を組み立てていく上でものすごく重要である。
エピソードを交えて授業を行えれば、
当然、生徒たちのやる気も上がるし、
その時に撮った写真や、
現地のお土産などを見せたりすることで、
はるかに理解度が上がる。
ふだん、月曜日から日曜日まで授業を行なっていると、
なかなか神奈川県以外に足を運ぶことは難しいけど、
2日以上の休みがあれば、割と遠くでも足を運べる。
もちろん、自分自身の勉強にもなる。
先生だって、日々勉強し続けないといけない。
これは、おそらく一生終わらないだろう。