神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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学校の課題を塾でチェックする

もうすぐ夏休みが終わる。

 

夏休み、中学校では

たくさんの課題が出されている。

 

OKUNO塾では、これらの課題を全て書き出し、

生徒ごとに全てチェックしていく。

 

要は学校の先生に出す前に、

・課題が終わっているか?

・丁寧に解いているか?

・学校の先生への評価が上がるようなクオリティになっているか?

などを見る。

 

当塾ではこれを

「クオリティチェック」と呼んでいる。

 

 

実際にこんな感じで↓

学校ごとに課題を書き出している。

 

相当あるよね。宿題が多くて大変だ。

 

 

ちなみに、

先生がチェックを完了すると、

課題の横に生徒の名前が書かれていく。

 

全ての課題に自分の名前が書かれたら終了。

夏休みが終わるまでに出してもらう。

 

 

当然、ありとあらゆる手を使って

サボろうとする生徒がいるから、

こちらも大変である。

 

 

よくあるのが、

提出物を家に忘れてきてしまいました。

というもの。

 

1回や2回、3回くらいまでは

次でもいいか。となるけど、

5回連続で忘れてくると、もう大体確信犯。

 

やりたくないだけなので、

そうなれば家に課題を取りに行かせる。

 

 

学習管理って

こういった泥臭いことまでやらないとだめ。

 

 

無責任に、まぁいいっか。

生徒のせいだし、放っておこう。

内申点が取れなくてもそれは生徒の自己責任。

 

という考えは私は好きではない。

 

 

また、そもそも学習管理をしなくていい。

というのなら、OKUNO塾はおすすめしない。

いわゆる一般的な塾では、

ここまでチェックをしないので、

そういった塾に行くことをおすすめする。

 

 

OKUNO塾では、

たとえやる気がなくても、

勉強が全然できなくても、

なんとかしてあげたほうが良いと思っている。

ウザがられても構わない。

それによって内申点が下がる方が困る。

 

 

管理を徹底的にやってしまうと、

自分からやらなくなってしまうのでは?

と思われるかもしれないけど、

私は逆だと思っている。

 

 

自分から能動的に動くためには、

自分から動きたい!というモチベーションが必要である。

モチベーションはどうやって湧いてくるか?

それは内申点が取れたり、

テストで良い点数が取れたりするなどの成功体験である。

 

 

成功体験があることで、

自分で頑張ってみよう!となるのだ。

だから、そこまでは管理をした方が良い。

 

 

そして、だんだんとできるようになってくれば

少しずつ管理を減らしていき、

生徒たちに任せるようにしていく。

 

 

こういったバランスが非常に重要である。

 

 

学習管理というのは常に0、100ではない。

勉強が苦手でやる気のない子には100、

だんだんできるようになると70、

定期テストで400点を超えるくらいになると40、

クラストップレベルになると20、

学年トップレベルになると10くらいの接し方で良い。

濃淡をつけて接することが大事なので、

同じ生徒でも時期によって接し方は違う。

 

 

こういったバランスを見極めるのは

かなり難しいので、

生徒一人一人の個性や学力が把握できる人数

以上は取らないと決めている。

だからOKUNO塾は1学年12名なのだ。

 

おそらく体感的には18名くらいまでは

いけると思うけど、

20名を超えるときついだろう。

中学生だけで60人になってしまうからね。

 

 

ということで、

今回も、大量のクオリティチェックが待ち構えている。

夏期講習もあるので、やはり夏休みは

塾講師にとっては1年で最も多忙な時期である。。

頑張ろう!!