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思考力問題の算数を小学生全員が正解した!

昨日の小学5年生の授業で

こちらの問題を扱った↓

 

この手の問題は、

小学生が最も苦手とする問題の1つ。

 

なぜなら、

情報の整理や頭で考えながら

解かないといけないからである。

 

 

計算問題よりも、

情報の整理・思考力

ここらへんを問う問題は非常に難しい。

 

 

OKUNO塾では

今までにも同様の問題を教えていた。

 

 

その成果もあってか、

昨日は全員が正解した!

素晴らしいー!!!!

 

 

しかも、嬉しいことに、

みな「こういう問題簡単に解けるようになってきました!」

といった感想だった。

 

 

実際1分ちょっとで全員解けていて、

すごいなぁと感心してしまった。

すごい!

 

 

 

この手の問題には実はわかりやすい解き方がある。

 

というか、思考力系の問題はほぼ全て

わかりやすい解き方がある。

 

でも、解答解説には基本的には

わかりやすい解き方は載っていない。

 

これはしょうがないところがあって、

解答解説は、誰が読んでも理解できるようにしないといけないので、

逆に回りくどい表現になっていたり、

解説が長ったらしくなってしまったりする。

 

 

だから、先生が必要になる。

 

文字ではなく、直接目の前で話しながら

解説ができれば、回りくどい表現を使う必要もない。

 

私はつくづく思うのだが、

小学生には、対面の授業は必須だと思う。

 

テキストだけで勉強をするというのは、

あまり効果がないと思っている。

特に、理解力の乏しい子はその傾向が強い。

 

 

どんな生徒でも

必ず解ける方法を見つけ出し(これは先生が頑張る部分)

それを身につけるまで、

演習させる(これは生徒が頑張る部分)

 

 

両者が頑張ることで、結果につながっていく。

片方だけが頑張ってもうまくいかない。

 

 

今回、全員が素早く解けたので、

非常に嬉しかった。

 

生徒たちは、

ちゃんと身につくまで練習したのだろう。

本当に立派なことだと思う。

 

 

私は、小学生の生徒たちには、

解き方を丁寧に教える必要があると感じている。

 

 

解き方を教える効果的な方法は、

「実際に先生が解く様子を見せる」である。

これが最もよく伝わる。

 

 

勉強だけではなく、

例えば料理を教えたければ、

実際に作っているところを後ろから見せた方が良いし、

職人の世界でも、弟子は師匠の技をまじまじと見て学ぶ。

 

 

「こうやって解くのかぁ!」と

生徒たちのリアクションは面白い。

解き方を見せながらインプットさせることで

よりわかりやすく伝えられる。

 

 

こういった教え方は、

ぜひご家庭でも実践してほしい。

そのためには、教える側も勉強をしないといけない。

 

 

実際、勉強が得意な生徒たちを見ていると、

「親に聞きました」などと言うことが多い。

 

親御さんに聞いて答えられる。ってことは

親御さんもきっと勉強をしているのだろう。

仕事をしながら、非常に大変だと思う。

 

 

でも小学生の勉強までであれば、

ちょっと予習をしただけで教えられるだろう。

ぜひ、実際に解いている姿を見せて、

子どもたちに教えて欲しい。