神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

これどういう意味ですか?って聞ける生徒、聞けない生徒。

先日の英語の授業のとき、

生徒たちは英単語を書いて覚えようとしていた。

 

そんな中、一人の生徒が

先生、ここなんて読むんですか?

と言ってきたので見てみると、

 

average(平均の)

 

と書いてあった。

 

英語は発音を聞きながら覚えるので、

読み方はわかっていて、

今回質問されたのは、漢字の方だった。

 

 

私は「へいきん」と読むよ。と答えた。

 

 

すると生徒は「ふーん。わかりました〜」との返事。

そのまま席の方に戻って行った。

なんとなく頭に?が残っている様子だったので、

「平均ってどういう意味かわかる?」と聞いてみた。

 

 

すると生徒は「ううん。わからない〜。」との返事。

 

 

なるほど。意味がわかっていないから、

なんとなく腑に落ちていない様子だったんだなぁ。

と納得してしまった。

 

 

その後、生徒には意味を教えてこの件は終わりなのだが、

ふと感じたことがある。

 

 

それは、

意味がわからなくても、気にならない子が一定数いるということ。

 

 

多くの生徒は、

「これは『へいきん』って読むんだよ!」と伝えると、

 

平均ってなんですか?

平均ってどういう意味ですか?

というように質問をしてくる。

 

 

わからない単語に対して、

わかりたい!という気持ちがあるのだろう。

 

でもこの気持ちは、

生徒によって大きく強弱が異なる。

 

 

この差はどこから生まれるのか?非常に興味がある。

 

 

おそらく、小学生よりももっと前の段階で

こういった知的好奇心は育まれていくはずなので、

どこかにその差を決める要因があるのだろう。

(あるいは先天的なものなのか。)

 

 

よく小さな子は、

あれなに?あれ誰?どこ行くの?のように、

さまざまな質問を周りの大人にする。

 

 

それらの数多くの質問に対して、

その子がどのように返答されてきたか、

この経験の違いが、上記の差になるのではないだろうか。

なんとなくだけどそんな気がしている。

 

 

質問にはなるべく丁寧に答える。

これが大事だと思う。特に幼少期は。

 

 

もちろん

周りの大人はあらゆる質問に

対応しないといけないので大変だけどね。。