どうやら、2025年度から
英検に新しい級ができるようだ。
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230929_info_newgrade.pdf
何級が登場するのか？と思い
リリースを読んでみると、
2級と準2級の間らしい。
なぜ？
いろいろと理由が書いてあるけど、
個人的には「最も儲かるから」が理由だと思う。
現状、英検を取る生徒は
そのほとんどが高校入試で利用できるなど
級を取ることでメリットがあるからだ。
社会人が就職に有利になるという理由で
TOEICを受けるのと同じ。
高校受験を考えれば、
多くの私立高校は英検準2級で内申点の加点がある。
（上位校になると2級で内申加点）
おそらく大半の中学生は
英検準2級でストップしてしまい、
その上を受けない。
なぜなら内申加点のためなら準2級まででいいから。
そして高校生になれば、
大学受験で利用できる学部はまだ少ないので、
英検自体を受けなくなる。
だから、
いかに多くの中学生を受験させるか？
が協会にとっては大事なのだろう。
おそらく、今後の流れとしては、
現在英検準2級で内申加点がある高校も、
新しくできる新設級を取らないと
内申加点にならない方針に変わっていくはずだ。
そうすれば、今まで準2級で終えていた生徒は
新設級まで受けないといけなくなる。
そうして収益を広げていくのだろう。
ということで2025年度以降は
5級、4級、3級、準2級、新設級の5回受験が
一般的なスケジュールになっていく気がする。
お金がかかるな。。。
