神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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休校期間の大変なこと

OKUNO塾では、

休校の日も中学生の宿題チェックを行っている。

 

 

生徒たちから毎日送られてくる

その日に勉強をしたノートやテキストの写真。

旅行先の宿とかでもチェックをしている。

 

 

休校は、

自分の知見を広げる重要な日なので、

絶対に必要だと思っている。

特に地理・歴史はその地に行かないとわからないことが

たくさんあるからね。

 

でも一方で、

休校をできるだけ取りたくないという思いもある。

 

 

なぜなら、

休校期間は連絡がつきにくくなる生徒が出るから。

 

 

特に、宿題を送らない生徒。

休校期間には、たまーに宿題を出さなくなる生徒が出てくる。

 

 

OKUNO塾では宿題を出さないと

先生からメッセージが行くのだが、

そのメッセージにも返信をしないという猛者もいる。

 

 

普段の授業期間であれば、

2日に1回くらいは生徒と対面で会うので、

仮に連絡が滞っていても、教室に来たときに話せばいい。

 

 

でも、休校期間はどうしようもない。

 

 

一応、こまめに連絡は送るんだけど、

休校が明けるまで3日間全く宿題を出さない生徒が

これまでにもいた。

当然、こちらからの連絡にも全て無視だった。

 

 

 

ちなみに、こういったことを書くと、

別に3日間くらいいいじゃん。と思うかもしれない。

 

 

うん、その通り。

3日間くらいなら別にいい。

 

 

でも、継続力ってのは

身につけるのにはかなりの時間がかかるけど、

失うのは一瞬なんだよね。

 

 

だから、3日サボったら、

3日で終わることはない。

 

 

その日から、

サボり癖みたいなものがどんどんついていき、

勉強をサボるようになる。

 

 

当然勉強をサボれば、学力が落ちていく。

学力が落ちていけば気持ちまで落ちていく。

「まぁどうせ自分はできないからいいや。」って。

できない自分を受け入れるようになる。

 

 

自尊心みたいなものがどんどん失われ、

頑張ることへの意義が、

勉強だけでなくあらゆるところで削がれていく。

 

 

部活のやる気も無くなるし、

今まで趣味にしていたことも無くなるし。。。

 

 

そういった生徒を何人も見てきたし、

そういった話を何回も聞いてきた。

 

 

今まであれほどのめり込んでいたのに、

ある日を境にプツンと糸が切れたかのように。。

 

 

だから、たかが3日間だけど、

こういった『変化点』は注意深く扱わないといけない。

 

 

細かなところまで気を配っていかないと、

モチベーションの維持だってできなくなるし

継続力だってプツンと切れてしまう。

 

 

この点をぜひ親御さんにもご理解いただきたい。