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2023年振り返り:小6

2023年の授業振り返り

3日目の今日は、小学6年生について。

 

 

小学6年生は

全学年で最も人数が少なく、

非常にこじんまりとしている。

 

 

在籍期間が長い生徒が多いので、

中学生の数学まですでに進んでいるが、

4・5年生に比べれば、勉強が苦手な生徒が多い。

 

 

それでも、だいぶ以前に比べればできるようになっているかな。

小学生は入塾テストがないので、どんな学力の生徒でも入れるが、

入塾時の学力はかなり低かったと思う。

まぁコツコツやっているので、少しずつ伸びてきたのかな。

いいことである。

 

 

やがて、彼らは中学1年生になる。

当塾では、

中学生クラスに上がるためには、

小6の1月末の進級テストをパスする必要がある。

 

その結果次第で上に上がるか、

小学生クラスで終了するかが決まる。

 

今まで一人も落ちたことがない。

要は合格基準はだいぶ甘く設定している。

 

 

今までの宿題などで解いたことのある問題しか

そもそも進級テストには出ないからね。

 

 

ただ、宿題をやっていない生徒は

中学生クラスには基本的には上がれない。

というより、中学生クラスに上げても、

すぐ辞めてしまうだけなので、

別の塾に行くことをおすすめすることになる。

 

 

なぜかと言うと、中学生クラスは

小学生クラスの比にならないほど、宿題量が多い。

 

小学生クラスの宿題は毎日10分〜20分くらいだけど、

中学生クラスはその5倍ほどある。

 

小学生クラスの宿題でさえ終わらせられないなら、

中学生クラスでついていけるはずがない。

それがわかりきっているから、

もう少し宿題が少ない、ラクな塾に行くことをお勧めしている。

 

 

これまで退塾した中学生のほぼ全員が

宿題をやらずに、辞めていった。

 

 

これ、よく勘違いされることがあって、

宿題量を減らせば解決するのでは?

と思う方が大勢いる。

 

 

当然、宿題をやってこない生徒の宿題量は減らす。

1日10分とか、5分とかにね。

でも実際は、量が問題でないことがほとんどで、

5分に減らしても、やらない生徒はやらない。

 

量なんて関係ないことが大半だ。

 

 

なぜやらないのか?

それは単純で、めんどくさいからである。

 

私は個別指導ならそれでもいいと思う。

 

 

でも、集団指導の場合は、宿題をサボったり、

遅刻ばかりする生徒は迷惑なだけだ。

周りの生徒たちに負の影響を与えるからね。

 

 

以前個別指導の時には、

毎回遅刻をする生徒がいたけど、

そのときは何も言わなかった。

それはその生徒が選んだことだし、

こちらでうるさく言わないようにしよう!って。

 

 

でも、集団の場合は、そうはいかない。

その生徒はもちろん大事だけど、

その他の生徒たちも同様に大事である。

 

 

毎回、遅刻ばかりする生徒がいたら、

その都度授業は中断する。

毎回宿題をサボる生徒がいれば、

その生徒を注意する時間に授業時間が取られる。

 

 

放っておけばいいのでは?

と思うかもしれないが、

集団授業で、荒れている生徒がいたとして、

放っておくことは絶対にしない。

中学生くらいだと、すぐに周りに影響されてしまうからね。

 

 

一人遅刻し始めると、

その次、またその次、とどんどん芋づる式に増えていく。

だから、1人目を容認してはいけないのだ。

 

 

こういうこともあって、

やがて個別指導部門を作りたいと思っている。

やる気もなく、宿題もやらない、遅刻をする生徒は

個別指導の方で面倒を見る。

 

そうすれば周りの生徒に負の影響を与えないから。

 

こう考えている。

 

 

とにかくラクな塾とは程遠いのが中学生クラスなので、

なるべく自分に合った、塾に通ってほしい。

それが私の思いである。

そして、早く個別指導部門を作らないと!!

と常に思っている。