神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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親も先生もドンと構える

高校入試直前。

生徒たちは、あと1週間ほどで試験を受けないといけないので、

なかなかのプレッシャーだと思う。

 

 

こんなとき、周りの大人はどう接したらいいか?

 

 

なかなか難しいかもしれない。

 

 

でも、身近な大人であればあるほど

ドンと構えることが大事である。

 

 

一緒になって心配するのでもなく、

ましてや、子ども以上に心配するのでもない。

 

とにかく、普段と変わらず普通に接することが大事。

 

 

1番上の子だと、

初めての受験ということもあり、

子どもたちよりもむしろ親御さんが

焦ったり心配してしまうことがある。

 

 

2人目、3人目のお子さんだと

こんなものか。と慣れてくると思うが、

やはり最初はなかなか気になってしまう。

 

 

もちろんお気持ちはわかる。

 

 

私自信、最初に受験生を受け持ったときは、

相当ピリピリしていた。

受かるかどうか心配になって、

新しい教材を急遽始めてみたり、

いろいろな受験情報サイトで、

合格最低点を調べてみたりとしたものだ。

 

 

でも、長年指導をしていく中で気づいたことは

先生がドンと構えていないと、

生徒たちはどんどん不安になってしまう。ということ。

これは良くない。

 

 

なぜ良くないか?

それは、悩む時間が増えるだからである。

 

 

悩む時間が増えるほど、

受験の合格確率をどんどん下げてしまう。

 

なぜなら、悩んでいるときは勉強をしないから。

机に向かっていても「あぁ〜どうしよう」なんて言っていたら

全然集中できない。

 

悩む時間は0にして、とにかく勉強時間に回す。

これが大事である。

 

 

だから、周りの大人は不安を煽ったり、

生徒と同じように心配したりしてはいけない。

 

 

ちなみにこれは

過剰に励ましすぎたり、

過剰にポジティブな声をかけたりして!と

言っているわけではない。

 

 

とにかく大事なことは

ふだんと変わらずに接すること。

そして「なるようにしかならない」と考えることだ。

 

 

絶対に大丈夫ということもないし、

絶対に落ちるということもない。

本当になるようにしかならない。

 

 

だから、普段通りで良い。

いや、普段通り こそ 良い。

 

 

先生なので、受験の話はするけど、

昨日のサッカーの試合見た?とか

今日の学校はどうだった?とか

本当にいつも通り接する。

 

 

受験期だからと言って、

接し方を変えるようなことはしない。

 

 

いつも通り。いつも通り。これが大事。