神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

学力と提出物の相関

最近、ふと考えることがある。

それは学力と提出物を出すまでに要する日数との相関である。

 

 

学力が高い生徒は、

提出物を1回「次塾にくる時に持ってきて!」と

言っただけでちゃんと持ってくる。

 

一方で学力が低い生徒は、何度も催促しないと出さない。

中には10回近く催促しないと持ってこない場合がある。

 

 

 

提出物をちゃんと出すかどうか?なんて

学力は関係ないでしょと思っていたのに、

どうやら、学力との相関がかなりあるようだ。

 

 

 

だから多くの企業は優秀な大学を出ている人を採用するのか?

何度も催促しないと出さない・持ってこないって

仕事においてはマイナスでしかないからね。

 

 

 

でも、なぜ学力との相関があるのだろう?

 

 

 

 

おそらくだけど、

問題解決力の差ではないかと思っている。

 

 

1回で持ってくる生徒は、決して記憶力がいいからとかではなく、

メモをして、忘れないように工夫したり、

こまめに連絡帳を見て、持ち物に不備がないかチェックできる。

またもし忘れ物をした場合は、次は忘れ物をしないように、

必ず確認できる場所(手の甲など)にメモをしたりする。

ミスをしたとしても、それを繰り返さないようにできる。

 

 

一方で、何度も忘れる生徒はそもそもメモをしない。

で、忘れても「次は絶対持ってきます!」と

またメモをしないで気合いで何とかしようとする。

こういう生徒ってなぜか「絶対」っていう言葉を多用する傾向にある。

 

 

そして「絶対持ってきます!」と言ってたのに、また忘れる。

でもまた「明日は本当の本当に持ってきます」と

また気合いで何とかしようとする。

 

で忘れるんだよね。

 

 

気合いは素晴らしいんだけど、

問題解決力がすこぶる低いので、何度もミスを繰り返す。

 

 

で、さすがにこちらも疲れてくるので、

メモをとって忘れないようにしたら?と助言をする。

こんなこと本当は言いたくないけどね。

 

 

で、メモをしてもらうんだけど、

なんかよくわからない裏紙の端に「明日は持ってくる!」

とかいう「何を」が全く書かれていないメモを書く。

 

でも、その裏紙は他の紙と一緒にかばんにしまい、

その日以降2度と確認しない。

だから、メモを書いたのにまた忘れる。

 

 

そして「メモを見るのを忘れました」

「次は絶対に持ってきます」と気合いを見せる。

 

 

うーん。

本来持ってきて欲しい日からすでに2週間近く経過しているなぁ。。

って感じ。

 

 

で、こちらからまた助言。

メモをしても、その紙をそもそも見ないんだったら意味がないから、

毎日のように見るものにメモを書いたら?と。

 

 

当然、こんなこと言われなくてもわかって欲しい。

そもそもなぜ、全く見ない紙に書くのか?

 

 

で、ようやく持ってくるか。と思いきや、

タイミング悪く体調を崩す。

ここでまた3日ほど延期となり、体調が良くなって

ようやく塾に来れるようになるのだけど、

休み明けでまた忘れる。

もうすでに3週間くらい経っている。。

 

 

このように問題を解決する力が低いことが

学力や提出物につながっていくのだと思う。

 

 

学校の先生とか提出物をたくさん集めないといけないので、

本当に大変だと思う。

塾ですらめちゃくちゃ大変なのだから。。

 

 

ちなみに2月14日に始まった定期テストを

まだ出していない生徒がいる。

来週でテストから1ヶ月経つけど、いつ出すのだろうか?

 

 

学校を休んでいて先生からもらっていなかったり、

先生の返却が遅くなっていたとかなら分かるけど、

そうでない生徒たちは、いつ持ってくるのだろう?

 

 

このあと成績表も出されるから、

それも一度塾でチェックしないといけない。

これもいつになったら全員分が完了するのだろう。

 

 

毎回、遅くなる生徒は同じなんだけど、

社会人になる前に、なんとかさせないと。。

 

 

期限を1日でも過ぎたら上司にあれこれ言われるよー。

叱ってくれるうちはまだいいけど、

本当に使えないと思われると、もう何も頼まれなくなるだろう。

 

 

結局、職場での居心地が悪くなって、会社を辞めて

引きこもって、ニートになって。。。

 

そんな未来にさせたくないので、今何とか改善させたい。