神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

苦手なことにもチャレンジしてみてほしい

こんなツイートを読んだ。

 

 

 

これ、塾の先生をしているとたまに出くわす。

「テストの日にピンポイントで休む」とか

「苦手な科目の日だけ休む」とかね。

 

 

今は、集団指導だからそこまで起きないけど、

昔、個別指導塾で教えていた時は、

こういう生徒は割といた気がする。

 

 

苦手なところをできるようにするためには、

勉強をしないといけないんだけど、

それが面倒臭いのだろうね。

 

 

まぁ気持ちはわかるけどね。

 

 

でも、そういった逃げ癖がついてしまうと、

働き始めてからが心配なんだよね。

 

 

社会人になって、

チーム、部署単位で仕事をするようになり、

こういった人がいると大変になる。

 

資料作成を任されているのに、

急に体調不良になって資料作成ができない。

すると、他の誰かが代わりにやることになる。

 

 

1回、2回ならまだしも、

それが何度も続けば、信頼はなくなるだろう。

 

 

そうすると、職場での居心地はかなり悪くなる。

 

 

自分が原因なのに、

職場の周りの人のせいにし始めて、

「職場の人は冷たい!」とか「上司が最悪」

みたいなことを言い出したりする。

 

 

そういった人には

できればなってほしくないので、

小中学生のうちから、苦手なことでも

逃げずに取り組んでみる経験をして欲しい。

 

 

今は、自分がサボっても誰かに迷惑がかかることはない。

単純に自分の学力が落ちるだけだ。

 

 

でも社会人になったらそうはいかない。

自分がさぼったら誰かがフォローすることになる。

 

 

あとはチームスポーツとかも同じ。

誰かがミスってそれがチームの負けにつながったりする。

しかもそのミスった人が、練習をサボっている人だと、

周りの対応は怒りに変わってくる。

 

 

次第に居心地が悪くなって、辞める。

仕事もスポーツも似たようなところがあるよね。

 

 

だんだん集団の中で活動することができなくなる。

そして大人になっても家に引きこもってしまう。

 

 

すごく小さなことだけど、

長い目で見たら大きなことな気がする。

苦手なことでも、頑張ってやってみる。

 

 

この経験、とても大事だよなぁ。

 

 

特に今のご時世、

「嫌なことはやらなくていいんだよ!」

みたいな考えがどんどん広がっているが、

本当にそうなのかなぁ?と疑問に思っている。

 

 

家族、友達、職場の人、ご近所の人

誰かしらとは関わって生きていくことになると思うので、

「好きなことだけやればいい」ってのは

あくまで理想像でしかないのでは?と思う。

 

 

チャレンジしてみるという気持ち、

どの生徒にも持っていて欲しいな。