神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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なぜ提出期限最終日に終わっていないのか?

定期テスト期間、当塾では学校の提出物を確認する。その理由は内申点対策。我々のような街の小さな塾には、内申点に3がつく生徒が大勢いる。ちなみに神奈川県の高校受験では、内申点オール3だと学力底辺校=定員割れをしている高校レベルである。

 

 

5段階評価で3なので、ついつい偏差値50くらいの高校レベルなのでは?と思ってしまいがちだが、現実は全くそうではなく、偏差値40あたりの高校になってしまう。こういった事実は生徒だけでなく、親御さんでも知らない方が大勢いるので、やはり入試は情報をしっかりと収集していただきたい。

 

 

で、内申点3の生徒たちには、学力UPも重要だけど、それよりもまず提出物をしっかりとしてもらいたい。大抵内申が低い生徒は、提出物を期限までに出していなかったり、提出しても解いていないページがあったりする。そういったことを防ぐために、学校に提出する前に塾で確認するようにしている。

 

 

この確認作業では、提出範囲までしっかりと終わらせているかはもちろんだが、さらに加点されるべく、クオリティチェックというものを行っている。例えば、ワークに付箋を貼ったり、まとめやポイントを空いているページに書かせたりする。

 

 

こうやって地道に内申点を上げていく。でも、このクオリティチェックがめちゃくちゃ大変。まずそもそも勉強が苦手な生徒は、全然ワークをやろうとしない。というかそもそも持ってこない。まず塾にワークを持ってくるまでがものすごく大変。

 

 

持ってきてね!と伝えても毎回忘れるし、家に取りに行かせても学校に忘れたと言うし、本当に大変なのだ。。。で、ようやく持ってこさせても1時間で1ページとかしか進めない(ダラダラしている)し、ずっと横で見ていないとなかなか終わらない。

 

 

マンツーマンで指導しないといけないタイプの生徒の提出物チェックは、本当に骨の折れる作業である。まぁ放っておいてもいいんだけどね。でも、できるだけ自塾の生徒たちにはなんとか改善してもらいたい。こっちが諦めたらこの生徒は救われなくなってしまうので、なるべく放置させない。できるだけサポートする。それがOKUNO塾のスタイルだ。