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SNSで話題になっていた保護者会

SNSでとても話題になっていた学校の保護者会に関する投稿。

 

上記の保護者の提案に対して、批判の声が大多数である。

 

 

 

 

 

学校の先生は忙しいからこれらの提案にその都度対応していたらとてもじゃないけどやっていけないだろう。今の人数では絶対に無理だ。だから、先生に同情するコメントが多いのもわかる。でも、私個人としてはこの提案をする保護者の気持ちもよくわかる。

 

 

現に、当塾では夜でも朝でもいつでも連絡ができるようになっているし、宿題のチェックから学習計画立てまで全員分やっている。まぁその代わり月から日まで毎日休みなしだけどね。笑

 

 

結局こういった職業って、気合いで長時間働ける人しか残れないような気がする。学校の先生を見ていても、朝早く出勤して、家に帰ってから夜中まで授業準備やテストの採点をして、土日は部活動の顧問として引率して・・・みたいなスーパー体力お化けの先生だけが残っているような印象である。

 

 

でも、いよいよ綻びが見えているよね。そういう体力お化けだけが生き残る業界ではダメなのだ。しかも安月給だし。たぶん多額の税金を公教育にかけないといけないと思う。まず何より人員の増加と業務の役割分担を明確にする。たとえば部活は外部委託するとかね。

 

 

そして、それ以上にIT化をどんどんすべきだと思う。電話で連絡ではなく、LINEでできるようにするとか、面談もオンラインでできるようにするとかね。これは現場の先生ではなく、学校という組織全体でなんとかしないといけないだろう。でもそれができない。なぜなら現場に意思決定権がないからだ。

 

 

困っているのは現場、でも決定権はその上の教育委員会。この構造が続く限りは絶対に変革は無理である。困っている現場の裁量権がはたらくような組織にしないと、変革は起きない。だからなかなか難しいと思う。本当に公教育を変革させたいなら、学校ごとに裁量権を持たせればいいと思う。