現在、小学6年生のとある生徒に、
算数の思考力系の問題を解いてもらっている。
単純な計算問題ではなく、ほぼ全てが文章問題で
じっくりと1問1問考える問題である。
この問題集を始めて3ヶ月ほど経つが、
そろそろ1冊目が解き終わる。
この3ヶ月で、だいぶ大きな変化を感じた。
1つ目は、じっくり考える体力が身についたこと。
わからない問題をすぐに投げ出さず、じっくりと考えることができるようになった。
2つ目は、問題文を図などを用いて捉えるようになったこと。
問題文は全て日本語だが、それを自分なりに理解しやすい形式(たとえば図や絵など)に書き換えて、勉強する姿勢が身についた。
3つ目は、わからないことを積極的に質問するようになったこと。
なんとなくでは解けない問題ばかりなので、わからない箇所を、納得できるまで先生に質問するようになった。
この3つの大きな成果が感じられた。
これまでは、いわゆる計算問題ばかりをやらせていたが
今後は、思考力系のじっくり考える問題も
どんどん解かせていこうと思う。
特に、勉強ができる子はどんどん考える問題を
解かせた方が良いだろう。
小学生の頃の伸び代は凄まじい。
だから、できることを増やすチャンスでもある。
9月からの集団授業では、
考える問題をたくさん扱う予定だ。
今からとても楽しみである。