神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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プリントがくしゃくしゃ

小学生でも中学生でも

プリントがカバンの中で

くしゃくしゃになっている生徒がいる。

 

あれは、絶対によくないので

早急に辞めさせないといけない。

 

その時に最も意味のないことが

「ちゃんとプリントを整理しなさい」と注意すること。

 

 

基本的に、勉強でも習慣づけでも

できるようにさせないといけないことは

口頭で注意してなんとかなるようなことはない。

 

では、どうするか?

くしゃくしゃにならない仕組みを整えて

それをとりあえず3ヶ月使わせることだ。

 

たとえば、

ファイルを生徒に渡して、その中に入れる。

こうやって仕組みを整えて上げることが大事。

 

でも、これだけでは1週間も続かないだろう。

だから色々な工夫をしないといけない。

 

たとえば、

・お気に入りのキャラが描かれたファイルを渡す。

・ファイルを1日1回親に見せるルーティーンを作る。

などである。

 

特に2つ目が重要。

 

ファイルにプリントが入っていても入っていなくても、

とにかく毎日誰かに見せる。

これを仕組み化するのが最も効果がある。

 

当然、管理は大変になるし、

チェックをする親が忘れていたら、意味がない。

 

だから、親も責任を持って毎日ファイルをチェックする。

 

勉強でも習慣づけでも

とにかく徹底的な管理が大事だ。

 

それを1年・2年と続けて

自分でできるようになっていく。

1週間・3ヶ月程度で身につくことじゃない。

 

何年も続けてようやく身についていくのだ。

 

だからプリントくしゃくしゃ問題が発生したら

数年はかかると思って対応しないといけない。

 

 

根気がいるのが教育である。