神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

入試の英語長文を得意にするには?

神奈川県の高校入試の英語は、

長文が大部分の配点を占めている。

 

だから、長文でしっかりと得点できるよう

対策をしておかないと、上位校は狙えない。

 

でも、英語の長文は文法などと違って、

対策にかなりの時間がかかる。

個人的には1年〜2年半くらいはかかると思っている。

 

では当塾ではどんな対策をするか?

それは、以前のつぶやきなども読んでいただきたいが、

簡単に言えば英会話である。

 

 

えっ!?

長文の読解と英会話って関係ないでしょ?

と思われる方も多いかもしれないが、

入試問題の英語長文は、和訳ができれば解ける作りになっているので、

和訳さえすれば良い。

 

でも、非常に文章量が多いのが神奈川県の英語の特徴なので、

高速で和訳をしないといけない。

そのために英会話なのだ。

 

まだピンとこない人もいるかもしれないので、

もう少し具体的に説明しよう。

 

そもそも、「会話をする」という行為には

相手の英語を聞く→脳内で和訳して理解する(上級者は英語のまま理解する)→こちらの言っていることを日本語で組み立てる(上級者にこのフェーズはない)→英語にして伝える。

 

というプロセスを高速で行っているのだ。

長文の問題を解くために必須の

和訳のプロセスが絶対に会話には入っている。

 

だから、長文と英会話って関係ないように見えて、

めちゃくちゃ似たようなことをやっているんだよね。

 

よく、英語の長文の対策として、

英語の本をたくさん読め!とか、外国の歌を聞け!みたいなのがあるけど、

あれは、「理解する」というプロセスがなくても成立するので、

効果がないことが多い。

 

一方で会話は、「会話ができている」→「相手の英語を理解している」が

成り立つので、良い練習方法なのだ。

 

 

でも、どんな生徒にも英会話がおすすめか?と言われるとそうではない。

例えば、中1レベルの英単語が分からないまま、英会話をしても

ほとんど会話は成立しないし、中2レベルくらいの文法知識がないと

文章を構成することすらできない。

 

だから、まずは学校の英語を先取りしてどんどん進めること。

同時に英単語は毎日覚え、自分のボキャブラリーを増やしていくこと。

これができてから英会話をやってもらう。

 

あと、OKUNO塾では、生徒の英会話を録音してもらい、

定期的にチェックすることもやっている。

 

さらに、今では英会話でよく使うフレーズなどを

塾で作り、それを見ながらレッスンを受けるようにもさせている。

たとえば、「なんて発音するんですか?」とか「もう一度言ってもらえますか?」

などの表現はほぼ毎回使うので、そういうフレーズ集を集めて、

印刷して渡している。

 

ここまでやって、ようやく力がついていく。

 

地味なんだけど、

サポートしないとなかなか効果的なものにはならないからね。

塾でできるサポートはどんどんやっていく。