OKUNO塾では毎回の授業で
英作文の小テストがある。
生徒には事前に小テスト範囲を伝えておき、
その中からランダムで英作文のテストが出題される。
OKUNO塾の進度は非常に速い。
なぜならすでに中1も中2も1年分の文法範囲が全て終わったから。
生徒たちからすれば、かなり難しいだろう。
小学生クラスから持ち上がりの生徒はまだしも、
中1から塾に通い始めた生徒や、
小学生まで他の塾に通っていて中1から転塾してきた生徒などは
ここまでのスピード感になかなか驚くこともあるかもしれない。
でも、これが当たり前なんだと思ってもらえれば
彼らの当たり前基準はどんどん上がっていき、
成長スピードが飛躍的に上がる。
例えば中学1年生は他の塾が、
I am Bob.とかやっている時に、
Are you going to visit Kobe next week? ― Yes, I am.
といった英作文をやっている。
なぜOKUNO塾ではここまで早く進めるのか?
理由は単純である。
ゆっくり進めるなら、早く何度もやった方が覚えるからである。
たしかに中1の4月ですでに
Are you going to visit Kobe next week? ― Yes, I am.
の英作文は難しいと思う。
でもそれは1周目だから。
当塾では中学2年生に上がるまでに、5周ほど同じ範囲を繰り返す。
1周目の小テストでできなくでも、
2周目でできればいい。
2周目にできなくても
3周目にできればいい。
こういった考えが根底にあるからこそ、
早く進めるようにしている。
1年で100個の英作文を書けるようになるなら、
4月は1〜10、5月は11〜20、6月は21〜30と進めるよりも
4月で1〜50、5月で51〜100、6月でまた1〜50と進めた方が
おそらく覚えていくだろう。
というより、その方が生徒たちの記憶に定着するということに
過去の生徒たちを見ていて気づいたので、
今このやり方にしている。
勉強の仕方までこだわっていかないと
生徒たちの学力は伸びない。
特に上位校を狙う生徒が多いOKUNO塾では
かなり求められる力が高いので、
中途半端ではだめだ。
しっかりと志望校に合格できるように
早いうちから鍛えておく。
何事も先手必勝である。