生徒が自習をしているときや、
授業中で問題を解いている時、
先生が見回りに行くと、目が合う生徒がいる。
本来であれば、
先生が来ようが来まいが、
集中して勉強に取り組んでほしい。
というよりも、
集中して問題を解いていれば、
周りに意識がいかなくなると思う。
目が合う生徒は、基本的には問題を解くことに
意識がほとんど向いていないケースが多い。
ゆえに、解いたばかりの問題でも、
数分後には頭から抜け落ちていることが多い。
こういった生徒は中学生だけでなく、
小学生にもいる。
ずっとボォーッとしていて、
先生が自分の席に近づいてくると、
慌ててペンを持ち出して勉強している感を出してくる。
とにかく、急に動き出すのですぐにわかる。
集中力ってのは、
トレーニングしないと養えないだろう。
最初は5分、10分くらい集中して問題を解くところから始め、
その時間を20分、30分と増やしていく。
こういったトレーニングは小学生のうちに
行なっておくことが重要だと思っているので、
小学生クラスでは「ナンプレ」の時間をとっている。
ひたすら黙って考え続ける。
ものすごい良い練習だと思う。
小学生は勉強だけでなく、
集中力も身につけさせないとね。
やらされ勉強はどこかで苦労することになるから。